「俳優とEXOの活動を2つともするのが大変なのは事実です。EXOの活動のためにのがしてしまう作品が残念ではないかと尋ねられたりもしますが、全く惜しくはありません。私のものではなかったと思いますので。2匹のウサギを全部捕まえるのが容易ではないですが2つの分野でそれぞれ違う幸せを感じます。ステージでは一緒に呼吸する喜びがあるとしたら、演技をしながら観客の方が共感して笑ってくださる時に喜びを感じます。そんな喜びに力を得て努力するようになります。(笑い) まだ俳優としての時間は少ないですが、俳優として歌手としての人生を生きていくことができて幸せです。」
ディオは顔と同じくらい性格もいい。自らは模範生じゃないと言うが行動の1つ1つが信頼できて周りの人の好感をかう。「関係で最も重要なことは信頼」として「幼ない時は内向的だったが、ある時から長所になったようです」という話から彼が演技をするしかなかった理由が分かるようだ。「演技は無意識の中で感情を間接的に経験するものです」として「実際には我慢する性格ですが、演技では我慢しなくてもいいこともあるので私も知らなかった感情が飛び出してきて喜びを感じることになります」というのがディオの説明だった。
「私は私という人間を見せるために各作品を選んでいるようです。前作でも心に傷があるキャラクターを演じましたが、今回は失意に陥った暗い面から兄さんに会って明るくなる姿まで演技しなければなりませんでした。多くの方々が私の感情を共感して下さったらうれしいです。実は声のトーンや大きさ、台詞の伝達力が不十分なのが私の目にも見えて残念ですが、今後もさらに熱心にしたいという思いが湧きました。興行の負担ですか? 実は興行の負担は全くないです。(笑い) 自信があるんじゃなくて観客の方が映画を共に見て、笑う姿だけ見ても満足です」。