「私はtone & mannerということをよく知りませんでした。それを今回ジョンソク兄さんが全てしてくれました。シナリオに集中してジョンソク兄さんを本当にドゥシク兄さんだと思いました。視覚障害者だったが兄の目を見て息を合わせようとしました。私はジョンソク兄さんのファンなので兄さんの前作ドラマや映画を全部見ました。兄さんは本当にいろいろな才能があります。歌も上手でギターも上手で、できないことがありません。私が兄さんより上手なことですか?運動ができるくらいかな? ハハ。兄さんに勝てることがひとつもありません。本当に私が兄さんのファンなので、今回一緒に演技ができるということだけでもとてもうれしかったです。」
ディオは俳優でもあるが人気アイドルグループEXOのメンバーでもある。韓国内外のスケジュールで忙しい時「兄貴」の撮影を進めたので、視覚障害者と柔道選手という設定のせいで配役作りのための準備もしなければならなかった。ディオはそんな時間を振り返って「大変じゃなかったと言えば嘘です」と打ち明けたりもした。自ら「体が小さいです」という彼は柔道選手と違う体格が現実感を与えられないのではととても悩み、暇さえあれば筋肉をつけようと最善を尽くして運動するしかなかったという。特定な場面を見て努力して運動したのが目に見えて感じられなくてもどかしかったと話した。
「当時は、本当に運動をたくさんしました。でも、あるシーンでは特に小さく見えたりして、とても残念でした。(笑い) 事実周りの人が私に小さいと言うので私も小さく見えないようにもっと努力したみたいです。運動もしなければならなくて柔道も練習して、視覚障害者の演技にも気を遣わなければならなかったので大変でなかったとすれば嘘です。視覚障害者の演技も私がどのようにすれば共感できるのか本当に悩んで、だから体験をする所に行って嗅覚と味覚、聴覚にだけ依存して感じる過程を経ました」。(3ページに続く)