-「先生」と呼ばれて気分はいかがでしたか?
イ・ヒョン:先生とは思って臨んでいなかったので、僕は恥ずかしくなかったです(笑)。チャンミンさんが、日本語が上手なので、リードしてくれて、上手く役割分担ができていたのが良かったと思います。
-会話例を芝居仕立てて見せたりもしていましたが。
チャンミン:それが一番恥ずかしかったです。
イ・ヒョン:できれば、やりたくなかったんです(笑)。
チャンミン:韓国でイ・ヒョンさんとミュージカルに出演したこともありますけど、それは2カ月ぐらい練習したから恥ずかしくありませんでした。でも、きょうは演技をすることになったのが恥ずかしかったんです。
-きょうセリフ(会話例)をもらって、演技コンセプトを決めたんですか?
チャンミン:コンセプトはなかったですね。韓国語の勉強のためにやったので、正確に伝えることが大事でした。一番気を遣ったのは、発音なんですけど、自分では良かったと思います(笑)。どう見えたかな?
-受講者の皆さんはすごく楽しんで見ていましたよ。
チャンミン:楽しいだけでは、問題じゃないですか。授業だから。
-すごくマジメに考えてくださったんですね。
チャンミン:ハハハ。でも、本当に楽しかったです。
-きょうは韓国語を教える立場でしたが、最近気に入っている日本語、よく使っている日本語はありますか?
イ・ヒョン:「冗談」。
チャンミン:マイケル・ジョーダンにかけて、覚えやすいので。
イ・ヒョン:あと、「残念です」。
-「残念です」はどんな場面で使うんですか?
イ・ヒョン:(チャンミンが)コンサートでよく言っているんです。コンサートが終わるころに。僕の日本語の実力は、チャンミンさんの言っている日本語が理解できないぐらいなんですけど(笑)、「残念です」と言うと、名残惜しいんだなっていうことが分かります。
チャンミン:(イ・ヒョンは)勘がいいんですよ。
イ・ヒョン:いつも人の様子を伺っているので。冗談、冗談です(笑)。
-いまの「冗談です」のタイミング、とても良いですね~!
イ・ヒョン:ハハハ。
チャンミン:HOMMEのコンサートでも、イ・ヒョンさんと僕の役割が違っているので、それぞれに魅力があると思います。日本語は2012年から勉強したんですけど、文法も分からなくて、ドラマとかアニメを見ながら勉強したので、敬語とか難しいんですよね。いまも日本のドラマやアニメを見ているんですけど、最近また勉強しようかと思って、方法を探しているところです。
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