B1A4、刺激的なイシューに埋もれてしまうにはとても残念な成長

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ひとつのストーリーを中心に、イントロから最後のトラックまで続くというコンセプトや、タイトル曲も良い反応だ。1年3か月間、演技とミュージカル、バラエティ、ソロアルバムなどでそれぞれの活動に力を注いだぶん、いっそう多様化された感性がとけこんだ。B1A4のアイデンティティと音楽的なカラーをよりしっかりとつかみながら、タイトル曲「嘘だ(A lie)」を通じて伝達しようとするより成熟した感性が引き立つアルバムだった。彼らが、今一番うまく伝えることのできるストーリーと成長した姿を盛りこんだ作品だ。


だからこそ「SNL」で起こった問題がいっそう切なくて残念だ。カムバック前のイシューを集めるのに「SNL KOREA 8」は確かに出演しやすいプログラムだった。その上、メンバーが放送で公開した活躍が話題を集めた。しかし、その後に公開されたビハインド映像がもたらした問題が絶えず言及されることで心穏やかでない状況を作っている。

確かに正しくない、問題になる行動がおさめられた映像ではあったし、面白いだろうとと公開したスタッフの軽率な決定も問題になった。結局この選択のためにB1A4はカムバックに対するすべてのイシューが刺激的な「SNL」の問題に奪わてしまい、彼らの音楽や成長よりはイシューに関する話題に偏ってしまった。
そのため聞きやすい良質のアルバムの誕生がかき消されてしまったこの状況がいっそう残念に思われる。

2016.12.04