両極端が韓国ドラマのツボ
起こりそうもないことを、現実に起こるかのように作るのが韓国ドラマの大きなポイントになっている。
面白くする要素は2つ。
1つ目は、厳しい境遇から成り上がっていって自分の望みを叶えるということ。2つ目は、特権を持っている裕福な人が転落すること。この2つが、ドラマを面白くしていて、一般の視聴者の共感を得ている。
たとえば、多くのドラマでは、主人公が一番下のレベルから苦労して成り上がっていく過程が描かれる。その一方で、生まれながらにして家庭環境に恵まれた人が性格の悪さから落ちぶれていく。この両極端こそが、韓国ドラマのツボなのだ。
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