その後、B1A4のアルバムのすべてのタイトル曲はジニョンが作ってきた。プロデューサーとして音楽作業をリードし、メンバーと共に継続して参加しながらB1A4のカラーをよりいっそう深めてきた。独創的な発想と組み合わせで誕生した曲もB1A4のカラーを維持し、シヌゥとバロなどメンバーの参加がますます増加した。サンドゥルも、自身の1stソロアルバムに自作曲を収録するなど自身の個性を加えている。
ジニョンが単純にB1A4のアルバムをプロデューシングして曲作業に参加したという理由だけで「ジントーベン」と呼ばれたのではない。B1A4のヒット曲を誕生させてきた彼の曲リストを見れば、単独作曲で優れた曲を多数保有している。沢山の作曲家が参加する共同作業が増えている中で、ジニョンは単独作業で相当な数の成果を成し遂げてきた。
ジニョンは特に、ケーブルチャンネルMnetのサバイバルプログラム「プロデュース 101」への参加以来、ガールズグループの音楽でも実力を認められ、彼が作ったガールズグループの音楽が全て単独作業での作品だ。「ガールズオントップ」の「同じところで」や、I.O.Iの「桜が散ったら」と「ちょっと(Hold Up)」、そしてOH MY GIRLの「一歩二歩」がそうだ。B1A4に続いてガールズグループの感性にもよく似合うコンテンツを完成したジニョンだった。ガールズグループの音楽もヒットに成功して作曲家とプロデューサーとしての彼の能力がいっそう評価されている。彼が出演したドラマ「雲が描いた月明り」のOSTにも参加した。
B1A4としての完全体での活動の空白期間にも休みなく、あるいはいっそう熱心にジニョンの作品が注目されてきたので、今回のカムバックにかける期待がいっそう大きくならざるを得ないだろう。前回のアルバムもB1A4の独特なセンスが光る音楽で良い反応を得た。心血を注いだ作業と、久し振りに完全体でのカムバックが近付いたので、ジントーベンの真価とB1A4のシナジーをもう一度期待してみるところだ。