「こんにちは、はじめまして、キム・ソナと申します。よろしくお願いします。」と流暢な日本語で挨拶して会見がスタートした。

Q：『アイドゥ・アイドゥ～素敵な靴は恋のはじまり』に出演したきっかけは？

「シノプスを見て、フィーリングとキャラクターが今までと違っていて、ドラマのメッセージを伝えたいなと思ったからです。」

Q：今まで演じたことがない役柄ですよね？

「そうですね、思ったより重い役で・・・。（報道陣を前に）私、緊張しています？(笑)」（ここで大きく深呼吸をするキム・ソナ。）

Q：共演者との思い出に残るエピソードは？また、作品の見所は？

「思い出というほど、まだ日が経っていないのですが、いい俳優さんたちと一緒にできて良かったなと思ってます。」「見所はありすぎて・・・。今までドラマで「私の名前はキム・サムスン」「シティホール」「「女の香り」「ラブトレジャー」そしてこの「アイドゥ・アイドゥ」なんですが、今までのドラマではお化粧とか可愛い洋服とか着ていなかったので、今回はファッションとか楽しみに待っている方もいらっしゃると思います。私たちが共感できる話を素直に伝えられるのではないかなと思います。」

～記者質問～

Q：ドラマの中で印象に残ったのは、部屋に靴がズラッと並んでいたことですが、コレクションしている物はありますか？ 「今まで演じてきた作品の台本を部屋の一部の場所へおいて飾っています。」

Q：ファッショナブルなドラマですが、自分自身でアイデアは出されましたか？プライベートではどのようなファッションが好きですか？

「役柄に合わせて、いくらファッショナブルでもその人の性格によって違うのではないかなと思います。スカートが好きとかパンツが好きとか、人ってそんなにすぐ変わるものではないから、ジアンはひとつにポイントを持っていくという気持ちでフィッティングするときに、今日のファッションのようにトップスが黒ならスカートは赤、バッグは黒で靴を見せるような衣装にしましょうと準備しました。プライベートでは気楽な洋服で、その日の気分によって違いますが、パンツが多いです。今日はジャージでしたが(笑)。」

Q：演じていて同世代に送りたかったメッセージは？

「このドラマはやりたい仕事をやっていて、事故のような感じで妊娠するんです。人生の大事な選択、二つの中で一つを選ばないといけないということですが、産むか産まないか産む理由と産まなくてもよい理由を探すために駆け巡るんです。伝えたいのは自分の人生の選択は自分でしないといけないですがそれは自分が責任を持って果たすということです。答えになってますか？いまだに緊張してますけど・・・。(笑)自分が選択した道は後悔しないのではないかと思います。一番シンプルに伝えたいメッセージですね。」

Q：一緒に共演している俳優さんを次々とブレイクさせる女優としてもすごい実力派だと思いますが今回一緒に共演されたイ・ジャンウさんはどのような印象をおもちでしたか？

「それは私とは関係ないと思いますが。うれしいですが、そうですね。それは男性であれ、女性であれ、共演者を彼氏だと思ったり、例えばお母さんだと思ったり、お姉さんだと思ったりすごく大事にしないといけないと思っています。一緒に仕事をしていかないといけないのでそれを大切に、とりあえずやってきましたが・・・。

Q：イ・ジャンウさんの印象は？

「第一印象は　あ！可愛いと思いましたが話していくうちに　え！ちょっと変わっているなと思いました(笑)。すごく見た目と違って自由奔放な自然体で自由人のような感じがすごくしました。1人での旅行も結構行きますし、それで撮影が始まってからは今までとは違って、いつも私がたれかを好きとか、誰かに好かれる役が多かったのですが今回は嫌な人、自分の仕事を邪魔するひとと一緒にやっていかないといけないというのがあって、それがイ・ジャンウさんとテガンという人物と同じように見えてちょっと嫌だったんです(笑)。」

Q：本物のイ・ジャンウさんとドラマのテガンさんがあまりにも似ていて、憎たらしい役を演じるから本当に憎たらしく思えたということですか？

「そうです。なんでこんなに子供らしいんだろうと思いました。それがだんだんだんだん良くなってきて、よかったと思います。最後にドラマ撮影が終わってからごめんね。と言ったらジャンウさんは私が怖かったようです(笑)。今は仲良くやっております(笑)。」

Q：キム・ソナさんが今までした大きな選択は？

「夢というかやりたかったことがありました。それがピアノでしたが今はこのようにこの場所で記者会見をやっている自分がいます。これが一番大きな選択だったのではないかと思います。それではなかったら誰かのお母さんになっているかピアノを教えていると思います。」

このあと、マスコミによるフォトセッションが行われ、プインプインのポーズをしたり、色々なポーズでキム・ソナの魅力をカメラの前で思う存分表現してくれた。

最後にファンに向けて「風邪をひいてずっとこの3週間大変だったのですが今日が一番よくない日です。昨日もインタビューをしていて短いはずが長くなってしまって調子は悪くなりました。記者会見が終わったらパーティで歌を歌うんですがやばいです(笑)。来年からは歌はやめようと思います。これはストレスですね(笑)。でも私は歌手ではないので・・・。(笑) 本当に今日はありがとうございます。『アイドゥ・アイドゥ～素敵な靴は恋のはじまり』の宣伝をお願いいたします。写真は可愛いのだけを載せてください。全部チェックしていますよ(笑)。来年言わなくてはいけないですが、今言います(笑)。あけましておめでとうございます。」とメッセージを述べた。

高校生の時に日本に住んでいただけあって流暢な日本語で話したキム・ソナ。時折ジョークを交えながらもドラマの見所など、質問に的確に答え、キム・ソナの魅力をたっぷりと発揮した会見となった。