「会見レポ」カン・ドンウォン、「華麗なるリベンジ」の役作り&撮影秘話を語る!「女性を落とそうと、じっと見詰めるのが難しかったです」

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Q本作の邦題は「華麗なるリベンジ」ですが、何かリベンジしたいことはありますか?
僕ですか!? たくさんありますよ。今回、あまりにもジェウクに叩かれたので、次は僕が叩いてみたいです(笑)。それは冗談として、基本的にあまり人に対して、復讐したいと思ったことはないと思います。もし、そんな気持ちが出てきたら、もう二度と会わないと思うタイプです。

あっ、復讐ではないんですが、3年ぐらい前、騒がしいことがあって、すごく頭にきたんですが、復讐の一歩手前、ボイコットぐらいで、もう会わないと思ったことはありました。

Qジェウクとチウォンのコンビをこの先も見たいなと思いましたが、続編があったら出演したいですか?
実は、内々では続編の話をしたことがあるんです。キャラクターがとても良いし、しっかり出来上がったので、この先何をしても、ストーリーとして成立するだろうと。だから、僕たちの間ではこんなストーリーがいいんじゃないか、という面白いストーリーが出来ているんですが、さすがにこの場でお話するわけにはいかないです(笑)。

この作品は商業的な映画で、思った以上に大きな成功を収めたので、もし続編を作るとしたら、一歩間違うと、お金稼ぎのためだと見られそうなので、かえって慎重になっていて、マジメに悩んでいるところです。もちろん商業映画だから、お金を稼ぐためというのは間違いではないし、目標の一つと言えますが、良い映画を作るということが大前提です。良い映画を作ったから、結果として収益があがるわけで、収益を得るために映画を作るのではないか、と思われないようにしないといけないと思います。

Q「華麗なるリベンジ」を見る方にメッセージをお願いします。
日本の方がこの映画を見て、どう思うか分かりませんが、以前よりも、日本の方は韓国映画をあまり見なくなっているじゃないですか(笑)。僕は韓国、日本、中国の映画市場がもっと発展してほしいと思っているんですが、最近、日本の映画市場もなかなか厳しいようで、韓国と一緒に作業しないか、という話も聞こえてきたりします。それは良いことで、日本も韓国もお互いに協力しながら、韓国でも日本の映画が紹介される機会が増えていけば、お互いに交流も増えるし、映画を見る人が増えていけばいいなと思っています。

どの映画を見るか決めるとき、監督で選ぶというより、やはり俳優で選ぶと思うんです。そう考えると、僕が日本で多くの方に知られれば、僕の出演作が日本でも公開されるということにつながっていくと思います。僕は兵役を終えて3年ぐらい経ちますが、軍隊に行く前のように、日本でも活発に活動して、できるだけ日本の皆さんとたくさん交流したいし、お会いできる機会も増やしていきたいので、ぜひこの映画もたくさん見ていただきたいです!

1つ1つの質問に、誠実かつ率直に答えていたカン・ドンウォン。質疑応答が始まったとき、目の前に置かれていた同作のチラシを手に取り、「きょう初めてこれを見たんですけど、ほぼリタッチをしていないみたいですね。ハハハ。日本はあまり(写真の)修正をしないみたいですね。肌がそのまま出ちゃっています。ファン・ジョンミン先輩、もともとこういう赤ら顔なんです(笑)」と話し、記者を爆笑させる一幕も。

先輩を軽くディスれる(!?)ほど仲の良いカン・ドンウォンとファン・ジョンミンの息の合った素晴らしい化学反応が楽しめる「華麗なるリベンジ」は、11月12日(土)シネマート新宿ほか全国順次ロードショー!

取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

 

「華麗なるリベンジ」
【ストーリー】 正義感の強い検事ピョン・ジェウク(ファン・ジョンミン)。ある日、乱闘によって逮捕された若い男が、尋問中に謎の死を遂げる。担当検事のピョンは身に覚えのない殺人容疑で逮捕され、服役することに。濡れ衣を晴らすため、刑務所内で検事の知識をフル活用してのし上がり、再審請求を試みるものの何者かに圧力をかけられ失敗。そんな中、所内でイケメン詐欺師ハン・チウォン(カン・ドンウォン)と偶然出会い、彼の言動から形勢逆転のアイデアを得る。「自分に協力すれば出所させてやる」と打診されたチウォンは、協力することに。二人の復讐作戦の行く末とは!?

監督:イ・イルヒョン
出演:ファン・ジョンミン『ベテラン』『国際市場で逢いましょう』、カン・ドンウォン『群盗』『世界で一番いとしい君へ』、イ・ソンミン、パク・ソンウン
原題:검사외전
英題:A Violent Prosecutor 2016年/韓国/126分/韓国語/字幕翻訳:福留友子 配給:ツイン

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2016.11.11