「個別インタビュー」SOL(BIGBANG)の兄ドン・ヒョンベ、T.O.Pとの共演秘話&最新作「非正規職特殊要員」撮影裏話も公開!

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-次回作は、来年公開の映画「非正規職特殊要員」で、ハン・チェアさんとロマンスを演じますね。
(照れたように)はぁ…。撮影現場では、ハン・チェアさんをずっと見詰めていて、いい感じだったんですけど、ずっと片思いする役でした(笑)。監督に冗談で、「映画に続きがあるとしたら、2人は結ばれますか?」って聞いたんですけど、どうやらダメみたいです。ハハハ。

 

-刑事役ということですが、役作りはされたんですか?
役としては刑事なんですが、刑事が活躍するような大きな事件があるわけではないので、監督からは刑事らしくせず、最近のどこにでもいる若者のように演じてくれと言われました。もちろん、刑事の仕事のシーンではプロフェッショナルに、それ以外は普通の若者のようにと。

 

-撮影で大変だったことはありましたか?
実はきのう、高校時代の友達が日本に来たんで、夜遅くに会っていたら、深夜2時に撮影監督から電話がきたんですよ。きょう「非正規職特殊要員」がオールアップしたんで、最後みんなでお酒を飲んでいたと思うんですけど、「会いたい」と。だから、「僕、いま日本だけど大丈夫ですか?」って言ったら、国際電話だと分かったからか、監督が言いたいことだけを言って、切っちゃったんです(笑)。
何で電話をくれたかというと、撮影期間中、僕が一番先に現場入りして、最後に帰るということが多かったんです。僕のシーンから撮り始まって、僕のシーンで撮り終わるという。だから、待ち時間が多かったことに対して、撮影監督が謝る必要はないのに、「ごめんな。一番苦労をかけたな」って。僕としては、自分の演技さえ良ければそれでいいと、別に気にしていなかったんですけど、撮影監督から労ってもらい、「よく頑張った」と言ってもらったので、ありがたいなと思いました。
そういう意味で、大変だったことを挙げるなら、撮影というより、待ち時間ですね。いつも現場には10時間ぐらいいたんですけど、寝てしまうと顔がむくんでしまうから、寝ることもできないし、することもないし…。だから、マネジャーさんにハン・チェアさんの役をやってもらって、セリフ合わせをしたりしていましたね(笑)。

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-今回はアクションシーンもあるとか。
ジャンルとしては「コメディ・アクション・ドラマ」なんですが、僕もアクションシーンが突然、追加になったんです。だから、アクションシーンができたと聞いて、「ありがとうございます! 頑張ります!」と。武術監督に教えてもらった動きをマネジャーさん相手に練習して、本番は1回で終わるように集中してやったので、上手くできたと思います。
あと、銃で撃たれるシーンがあって、腕の辺りから手にかけて、血のりメイクをしたんですが、その後、雨に打たれるシーンだったんで、普通なら雨で血が流れ落ちるじゃないですか。それなのに、ずっと血が残っていたんですよ。それで、なんだろうと思ってよく見たら、アクションシーンで肘がすりむけていて、そこから血が出ていたんです。血のりメイクの技術はすごいなと思っていたら、自分の血だったという(笑)。

 

-韓国のインタビューで、「私たち結婚しました」に出演したいとおっしゃっている記事を見たんですが。
そう答えたら、番組からオファーがくるんじゃないかなと思って。まだ連絡はきていませんが(笑)。

 

-「私たち結婚しました」なら、自分の全てを見せられるとおっしゃっていましたが、ご自身はどんな性格だと思いますか?
最近、自分でもよく分からないです(笑)。きのう、高校の友達に会ったら、高校時代に戻ったような感覚になったり、一人でいるときは静かな性格だと思うし、季節によっても違うし…。確実に言えることは、相手が楽でいてくれると、自分も楽だということです。でも、それって他人といるとき、周りに合わせてしまい、自分というものがないということなので、直さなきゃいけないとは思っているんですけどね。

-きょう短い時間ですけど、こうしてお話をさせていただき、思っていることを率直にストレートに話す方だなという印象を受けました。
嘘は大嫌いですね。それで、よくケンカになったりもするんですけど(笑)。嘘がつけないんで、好きなら好き、嫌いなら嫌いとはっきり言ってしまって、角が立つときもありますね。

 

-今後、どんな俳優になっていきたいですか?
息の長い俳優になりたいです。年を取っても、台本が読めなくなるまで、演技を続けていきたいです。

 

-お芝居がするのが本当にお好きなんですね。演技の魅力って何ですか?
演じるときの大変さが好きなんですよ。いろいろ葛藤もするし、すごくつらくて、死にそうなんですけど、その苦しみを経た分、イメージ通りの演技ができたときの満足感、達成感といったら、もう最高ですね。

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2016.11.04