俳優ソ・イングク、今は「演技王」と呼びたい

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オーディションを通じて歌手としてデビューした彼が、俳優としての第一歩を踏み出した作品は、ドラマ「応答せよ 1997」だった。演技が初めてだったにもかかわらず彼の深いまなざしと感情表現は、先輩俳優に劣らないほど立派だった。
このドラマを皮切りに純粋な高校生と同時に冷徹な大企業の本部長役を演じた「高校世渡り王」、光海君を演じた「王の顔」、幼い時のトラウマを持ったプロファイラー役の「君を憶えている」など、よく似たキャラクターが全くなく、常に変身に変身を繰り返してきた。

ソ・イングクは、何かひとつに限られた姿ではなく変身を繰り返していく信じて見ることができる俳優だ。「ショッピング王ルイ」を終えた彼が、次の作品でどんなキャラクターで大衆を魅了するのかに期待したい。

2016.10.23