すべてを手に入れたかのような防弾少年団も、まだすべてを見せたわけではない。他のグループと比べるとイメージ消費が少ない彼らの未来がさらに期待される理由だ。だとしたら、これから防弾少年団というグループが見せてくれる姿とは一体どんな姿だろうか。
どの組合わせでも理想的な「ユニット」
多くのアイドルがグループを持続しながら多様な試みを見せてきた。その中のひとつに多様なカラーを見せることができるユニット活動がある。ちなみに防弾少年団はまだユニット活動をしていない。
防弾少年団はラッパーラインとボーカルラインがはっきり区分されている。これまでコンサートなどでユニットステージを披露してきたことはあったが、正式に活動したことはない。ラッパーラインとボーカルラインのユニット、またはラップとボーカルのユニットなど、組み合わせの可能性は限りなくある。
7人7色の「ソロ」
今回のアルバム「WINGS」にメンバー全員のソロ曲が収録された。RAP MONSTER(ラップモンスター)とSUGA(シュガ)などがミックステープを出してラッパーとして才能を見せ、また他のメンバーたちも多様な音楽的カラーを見せる機会となった。
特に防弾少年団はボーカルラインのダンスと歌すべて可能なマルチプレーヤーという評価を受けているため、彼らの才能に注目する必要がある。防弾少年団メンバーたちのソロ活動を願う人も多い。
演技とバラエティ、すべて可能な防弾少年団
「新人王」「防弾少年団のアメリカンハッスルライフ」などの番組を見た人なら防弾少年団のバラエティのセンスが大体見当がつくだろう。7人それぞれ個性が違うだけに防弾少年団のバラエティ感覚も特別である。リアルバラエティ番組を除いて、防弾少年団をバラエティ番組で見かけることはほとんどなかった。彼らの隠された魅力がいつかバラエティ番組で発揮されるだろう。
また防弾少年団は、音楽活動に集中するためそれ以外の活動を最小限に抑えていた。しかしチームが徐々に安定し、メンバーたちの演技を見ることができる機会が増えてきている。メンバーVは、今年の末に放送予定のKBS2ドラマ「花郞(ファラン):ザ・ビギニング」に出演する。ジンとジミンは、ミュージックビデオやドラマのティーザーなどで期待以上の安定した演技を見せており、今後も"演技ドル"としての活躍が期待されている。
①<防弾少年団の過去>彼らがトップアイドルになるまで
②<防弾少年団の現在>記録が語る成功の道