俳優イ・ジュンギはいつも正しい、独歩的な時代劇王クラス   

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俳優イ・ジュンギはいつも正しい。いつも違ったキャラクターを作り出して独歩的な存在感を発揮する。イ・ジュンギがいるから「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」がより一層輝いている。

イ・ジュンギはSBS月火ドラマ「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」で犬オオカミというニックネームを持つ高麗太祖王健(チョ・ミンギ)の第4皇子で、冷たい仮面の下に自身を閉じ込めたまま生きていた。
ヘス(IU)に会って熱く愛をする「直進男」になった。ワン・ソはその後高麗の4代皇帝光宗になる。

「皇子として感じなければならなかった苦悩と母性愛に対する渇望、友情とメロなど多彩な姿がある。そのキャラクターに魅力を感じました」と出演の理由を明らかにしたことがある。イ・ジュンギは第13話の放送の中、一度もくずれることなくワン・ソの感情を完全に表現し、視聴者たちの心をとらえた。

序盤には馬だけでなく人も何とも思わないで殺す残酷な人物に描かれたワン・ソが、ヘスに会って次第に心の扉を開いて愛に向かって直進する過程を深く演技した。時々刻々相手により変わる目つきや表情でイ・ジュンギがどれくらい内面が深い俳優なのかを知ることが出来る。ここに代役なしにするアクション演技はどんなに褒めても褒めたらないほどだ。

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2016.10.08