次のステージは、三代目 J Soul Brothersの「R.Y.U.S.E.I.」をキレのあるダンスとともにパフォーマンス。続けて「WIFI」を披露し、会場を盛り上げた。「次の曲は、PlusMの『unbelievable』という曲です。ダヌくんが靴を直してすぐ歌いますので(笑)」と、靴ひもを直すダヌをいじりつつ、チャンウが次の曲を紹介。気持ちを込めた歌声に、ファンは耳を傾け、歌い終わると大きな歓声と拍手が送られた。雰囲気は一変し、チャンウの「盛り上がって行きましょうか!」の声に続き、JYPとユジェソクのコラボ曲「I'm so sexy」が流れ出す。曲が始まるとファンの歓声はさらに大きくなり、セクシーなダンスでファンを魅了した。最後の曲は「My girl」を歌い、サビの振付はファンも一緒に踊り、楽しいステージとなった。
続いてゲームコーナーとなり、会場からの「ライア〜〜ン!」の声で、白のTシャツに爽やかな青いスーツを身にまとったRyanが登場。「みなさんと久しぶりに日本で会うことができて、本当に心からうれしいです」と笑顔であいさつ。そして、“RyanとPlusMの借り物GO!GO!”と題した借り物ゲームがスタート。まずはそれぞれがカードを引くと、“白・赤のハンカチ”や“白・赤のスカート”などと書いてあり、該当するアイテムを身につけているファンを探す4人。自分のアイテムをアピールするファンの中から、幸運にも選ばれたファン4名がステージに上がり、それぞれがペアとなり、クイズに挑戦することに。最初の「今日の12時から18時までの降水確率は何パーセント?」という問題に、1番に手を挙げたRyanは「60%!」と答えるも不正解。D.Uの「70%」も不正解。難しい問題であったが、ファンの活躍により、ダヌペアが正解を当てた。続いても「日韓基本条約を結んだ時の首相は?」と難易度高い問題であったが、メンバーたちは「山本さん!」「中村さん!」「田中さん!」と当てずっぽうで答えていき、「佐藤さん!」と偶然にもチャンウが正解を導き出した。3問目「アニメ“ワンピース”の主人公の名前は?」では、D.Uが「ルフィ!」と即答。
「自分が心を許す人しか入ってほしくない、自分だけのスペースは?」では、なかなか正解が出ない中、ファンからのヒントでRyanが「パーソナルスペース!」と答え、1点獲得。その後D.Uが1問正解し、最後はMCから「私が好きなのはアイスアメリカーノ?カフェラテ?」という問題が出題されると、チャンウは「はい!興味ないです!」と冗談で返し、会場を笑わせた。正解を当てたのはダヌで、得点はD.U、ダヌが2点、チャンウ、Ryanが1点の同点となり、優勝と最下位を決めるためもう1問行うことに。「今日集まったファンの人数は?」という問題に、目視で数え始めるチャンウであったが、1番近い数字を当てたのはダヌで、見事優勝はダヌとなった。最後にジャンケンで負けたRyanが最下位となり、罰ゲームとして恥ずかしかったことを聞かれると「今日です…本当に…」と、あまり正解を出せなかった気持ちをあらわにした。
ゲームコーナーで盛り上がった後はRyanのステージとなり、1曲目はSMAPの「ライオンハート」を披露した。会場はRyanのイメージカラー白のペンライトで包まれ、圧倒的な歌唱力にファンは魅了された。途中腹筋のチラ見せサービスもあり、ファンを喜ばせた。歌い終わると、「歌を歌ってみて気分が良くなりました!」と話し、笑顔を浮かべた。自身を「ミュージカル俳優、Ryanです」と紹介し、「あ〜〜〜〜!」と迫力のある美声を披露した。
ファンミーティングのコンセプト“運命的な出会い”について聞かれると、「運命的な出会いは、今日みなさんに出会えたことです!」と答えて、ファンを喜ばせた。サプライズで、デビューのきっかけとなったPARANのメンバーからのお祝いメッセージが流れると、Ryanは「本当に驚きました。知らなかったです」と驚いた表情を隠せず、「あまりにも感動して、笑えなくなってきそう…」と心情を伝えつつも、「韓国行ったら牛肉奢ってあげたい!東京バナナも!」と話し笑顔を見せた。
2曲目はギターに合わせて歌いあげ、続けてPARANのデビュー曲「初恋」を熱唱。ファンの掛け声に笑顔を見せながら、伸びやかな歌声を披露した。歌い終わると大きな歓声と拍手で、会場が包まれた。さらにもう1曲目披露し、会場を最高潮へと盛り上げた。
「PlusM」が再びステージに登場し、「今日来てくれたみなさん、本当にありがとうございます。これからももっと頑張りますので、よろしくお願いします!」と、あいさつ。最後はRyanと「PlusM」で、今年16年ぶりにカムバックステージを披露して話題となった「Sechs Kies」の「Couple」を、美しいハーモニーで歌い上げ、感動的なステージの幕を閉じた。
2部はRyanのステージからスタート。ギター演奏で「糸」をしっとりと歌い上げると、観客は早速、彼の歌声に酔いしれた。その後、「I Love You」や「愛した後に」など、得意のバラードを披露し、ゆったり流れる時間をファンと共有。1部同様、ミュージカルで鍛え上げられた発声と“Ryanカラー”の力強くも切ない声は、会場を感動させるのに十分だった。
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