韓国で100万人動員、カン・ジファン『チャ刑事』プレミアム試写会&舞台挨拶に登壇!


今年5月韓国で封切りされ、100万人を動員した同作のPREMIUM試写会が7月20日(金)、東京・渋谷公会堂で開催され、主演を務めた人気俳優のカン・ジファンが舞台挨拶に登壇した。
2階席までビッチリ埋まった会場にサングラスに白いジャケットとジーンズ姿で登場したカン・ジファンが「こんにちは。カン・ジファンです」と日本語で挨拶し、サングラスを外すと会場からは黄色い声が上がり、熱い歓迎を受けた。

大阪、博多、名古屋、横浜と1週間に渡ってプロモーションしてきた同イベントはここ東京で最後となる。

カン・ジファン『チャ刑事』プレミアム試写会&舞台挨拶
カン・ジファンは「映画が完成し、皆さんに観て頂く時が一番ドキドキします。」と述べ、「楽しくご覧になれましたか?」と呼びかけると会場のあちらこちらから「ネ~。(はい)」「最高!」と韓国語と日本語で称賛する声が上がった。

ファンの顔をよく見たいからと会場の照明を明るくする彼の心遣いに触れ、ファンのテンションが一気にアップ。
会場にはカン・ジファンを応援する色とりどりのペンライトが光り、メッセージボードが多く見られた。
その熱い応援に、「ハハハ。オ~!多いですね。」と多くのファンを目の前に、感激するカン・ジファン。
「昨日は疲れてしまって、ルームサービスでお茶漬けを頼んでから、すぐ寝てしまいました(笑)」と前日の様子を話し「ですから今日は顔がむくんでいます。昨日の方がカッコいいです。」とジョークで笑いを誘った。

スーツ姿がビシッと決まった完璧な紳士役が多く、正反対の弾けそうなお腹を突き出すDラインで犯人を検挙すること以外には無頓着のチャ・チョルス刑事を演じたカン・ジファンは「2週間で15キロ増やしましたが、考えていた以上に大変でした。最初は美味しいものをたくさん食べて、すぐ寝たら太れると思っていました。たくさん食べたのに、1キロも太っていなかった時は、本当にショックでした。」とし、さらに潜入捜査でファッションモデルになる役柄に「太った後、すぐ痩せなければならなかったので、体重が落ちにくい脂肪分の多いものや脂っこいものを食べて太ることができなかった。24時間トレーナーについて、1日6食、トリの胸肉とささみばっかり食べ続けました。最後は鶏肉の匂いをかいだだけで気持ち悪くなってしまうので、ミキサーにかけて流し込みました。」と役作りでの並々ならぬ苦労を明かした。
「太った姿で現場に行くと監督やスタッフの“すごい”という視線を感じ、一般の方も僕だとわからなかったので『成功した』と確信しました。」と大変な努力が報われたことを打ち明けた。

カン・ジファン カン・ジファン

劇中モデルとして抜群のスタイルでランウエイを歩き、見事な腹筋を披露したカン・ジファンだが、「炭水化物は取らず、必要最小限の野菜だけを食べながら、有酸素運動を行い、1ヵ月半かけて元の体重に戻しました。1滴でも水を飲んだら太る気がして辛かったです。」と吐露。
もし『チャ刑事』パートⅡがあったらと聞かれたカン・ジファンは「絶対無理! イヤです!」と即答、確固たる役者魂と努力で“チャ・チョルス”を演じきったことをうかがわせた。
さらに一番好きなシーンを聞いてみると、「取調室で靴下を脱ぐシーンです。台本を読んだ時、おもしろいシチュエーションだと思い、アドリブを入れたくなりました(笑)。臭い靴下を相手の口の中に突っ込むシーンは台本通りでしたが、靴下を投げて、靴下が“ピンと立つシーン”は僕のアイデアです(笑)。」と紹介、さらに「チャ刑事が色々な女性に“I like you”を連発するシーンがありますが、あれもアドリブです(笑)。」と撮影のエピソードも披露した。

大阪、博多、横浜、東京と全国でプローモーション活動を行ってきたカン・ジファンがここで、大阪では“好きやねん”福岡では“好いとーと”と、覚えた方言を披露すると会場は大喜び。

以前、1ヵ月程、東京に住んでいた彼は「住んでいたマンションの前にラーメン屋があって、(今回も)来てすぐ食べました(笑)。よく、夜ライトアップされた東京タワーの下の公園でマネージャーとバスケットをしました。今回も公園を散歩して、ラーメンを食べてきました。」と話し、一番思い出に残っているところはと聞くと「日本を象徴する建物の東京タワーです」と語った。

最後にカン・ジファンは「『チャ刑事』の正式公開は数カ月後と聞いています。その前にファンの皆さんに観て頂きたくて、試写会を開催しました。この映画は、とにかく皆さんに“楽しく笑って欲しい”と、それだけを考えて作りました。どうか何も考えず、大笑いして下さい。僕もプロモーションを続けますので、皆さんも“おもしろかったよ!”と宣伝して僕を助けて下さいね(笑)。」とメッセージを送り、舞台挨拶が終了した。
大ヒット映画『7級公務員』でタッグを組んだ、シン・テラ監督と俳優活動10年目を迎えたカン・ジファンの名コンビが再びタッグを組んだ抱腹絶倒のコメディー最新作『チャ刑事』から目が離せない。

カン・ジファン カン・ジファン

*カン・ジファンジャパンオフィシャルファンクラブ:http://www.kangstar.jp/
*映画情報:http://www.kangstar.jp/event/cha_movie2/

 

2012.07.20