ラストステージ「AFTERSCHOOL」カヒグループ卒業!

6月17日(日)、東京・水道橋TOKYO DOME CITY HALLにてK-POP 8人組ガールズグループAFTERSCHOOL(アフタースクール)がジャパンツアー『AFTERSCHOOL First Japan Tour 2012 ~PLAYGIRLZ~』の追加公演を開催し,AFTERSCHOOLは第1期メンバーと同時にリーダーであるカヒが5日、グループの卒業を発表。

AFTERSCHOOLメンバーとして最後の単独ステージとなる同公演は開演前から多くのファンが集結、会場は熱い熱気に包まれていた。ガジノをイメージしたオープニング映像でライブがスタート。黒いシルクハット、黒いシフォンのブラウスにゴールドのベスト、そして手にはステッキとミュージガルシーンを彷彿させる装いで8人が登場すると場内は瞬時に大歓声と大興奮に包まれた。

 

「AFTERSCHOOL」カヒグループ卒業!

“Rip off”でオープニングを飾ったメンバーは脚線美を生かした華麗なダンスで“Rambling girls”を、彼女たちが出演する「サマンサタバサ」のCMソング“Just in time”と続けて披露した。燕尾服をイメージした白いジャケットに黒のホットパンツと黒いニーハイブーツで再び登場したAFTERSCHOOLは日本4thシングル『Lady Luck/Dilly Dally』から女性用制 汗剤ブランド「Rexena(レセナ)」のCMソング“Dilly Dally”を届け、“Lady Luck”では「サマンサタバサ」の新CMソングということもあり、同ブランドのバッグを使ったダンスパフォーマンスで会場の視線を釘付けに。

 

ナナ、レイナ、リジによるユニット『ORANGE CARAMEL(オレンジキャラメル)』がライブ中盤に登場。“上海ロマンス”を日本語で、“魔法少女”など全3曲を可愛らしく歌い、キュートなダンスと共にライブの盛り上げ役となった。ここでナナから「みなさんに大事なお知らせがありま~す。秋に日本デビューが決定しまし!」とORANGE CARAMELの日本デビューを発表。さらに嬉しいニュースに沸く会場に「みなさんが応援してくれたら『a-nation』に出してもらえるので、応援お願いしま~す。」と呼びかける一幕も。

 

アップテンポの楽曲ではスタイリッシュかつパワフルに、バラード曲では優雅で華やかにと、AFTERSCHOOLならではの魅力的なステージでファンを魅了し続ける8人。アンコールでは迫力あるマーチングパフォーマンスでお馴染みの“Let’s Do It!”と日本デビュー曲“Bang”を披露、全23曲を歌い踊り、華麗なステージを飾った。「カヒ !」「カヒ!」と場内に響き渡るカヒコールに迎えられ、ダブルアンコールに登場したカヒは男性ダンサーを従え、セクシーなダンスと共に“Come Back You Bad Person”を歌い、ソロステージを飾った。

AFTERSCHOOL」カヒグループ卒業! AFTERSCHOOL」カヒグループ卒業!

“最高のダンスの実力”を持つメンバーとして知られるカヒはその実力を披露。鳴り止まない歓声と喝采の中、迫力のパフォーマンスを終えたカヒは会場に掲げられた『私たちはいつもカヒと一緒にいます』と書かれた韓国語のメッセージを目にし、感無量のようすで会場を見つめていた。「寂しい!」という声がかかると「私も寂しい……」と打ち明け、「これが最後じゃないですよ。これは悲しいことでもないです。もっと、もっと・・・みなさんの心と一緒にずっと歌って、ずっと踊っていきます。応援してください」と涙を見せず気丈に語ったカヒ。

「日本でソロ曲を歌えて嬉しいです。」と喜びを示し、バラード曲“Present”を心を込めて熱唱ファンへ届けた。最後のステージに立つカヒにメンバーも寂しさを隠すことができずに号泣。涙で声を詰まらせながら、メンバーひとり、ひとりから感謝と応援の言葉がかけられると堪えきれずに涙をみせるカヒに会場からもすすり泣く声が。

AFTERSCHOOL」カヒグループ卒業! AFTERSCHOOL

「私の人生の中で、このステージがAFTERSCHOOLとして最後のライブでしたが、本当に嬉しいです。ここは私たちとみなさんだけです。わたしはずっと頑張ります。応援してください。AFTERSCHOOLもずっと応援してください。いままで本当にありがとうございました」とメッセージを伝え、ステージに跪き、頭を床につける韓国式の最敬礼で 最上の感謝の気持ちを示した。

ラスト曲“Tell me”はカヒ、メンバーそれぞれが様々な想いを胸に、涙ながらに熱唱、最後はカヒがメンバーひとり、ひとりと抱き合い、グループの深い絆を感じさせた。
ソロとなるカヒとAFTERSCHOOLの今後の活動に期待したい

 

2012.06.17