夢のようなラブロマンス
『ビューティー・インサイド』とは<その名の通り“内面の美しさ”です。“外見より内面の美しさを愛するのが愛の本質だ”というのがこの映画が最も伝えたいメッセージなのでしょう。
その反面、ネット上では反対の意見も多く寄せられました。告白シーンやラブシーンなど、ここぞ!というときはイケメン俳優とのシーンばかり、それなら内面の美しさではなくて、結局は外見重視なのでは!?とも。
確かにそれも一理ありますよね。
でも、やはりイ・ジヌクとのラブシーンは美しかったし、パク・ソジュンとのキスシーンにうっとりします。そっと手を握るイ・ヒョヌも素敵でしたし、振り返ったらソ・ガンジュンが微笑んでいて……。
女性にとっては夢のようなファンタジーラブロマンス。内面の美しさが愛の本質ではありますが、映画は夢を売るものですから、美しいものを見たいという欲求を大いに満たしてくれる作品であることに間違いはありません。
それより、私がこの作品を通して一番感じたことは、“人は魂で生きている”ということでした。(ページ4に続く)