「コラム」女性外見論2、あなたは本当に「韓国」を知っている?

<Wコラム>女性外見論2、あなたは本当に「韓国」を知っている?

●整形へのハードルが低い

二番目に肌がきれいだという説。肌がすべすべしてきめ細かいと日本の友人からもよく聞かされますが、日本にも秋田美人と言うように肌のきれいな人がたくさんいるので、一概に言えません。その説が正しいとしたら、北風がもろに吹きつける韓国の気候やキムチの乳酸菌のおかげだとこじつけています。

三番目は足がすらっとしているという説。K-POPの少女時代やKARAを見て納得した人もいます。これは多分に生活習慣からくるものだと思います。韓国はオンドル生活をしているので、固い床の上で足を曲げることはありませんが、日本のほうは畳生活で正座するために足の発育に影響を与えかねません。最近の日本の若い女性のすらっとした足を見ると昔ほど正座をしなくなったことが影響しているのではないかと思われます。昔よく言われた大根足という言葉が死語になったことからも証明されます。

このほかに韓国女性美人説の根拠になるのが整形手術ではないでしょうか。

こんな言葉があります。「日本の女性は整形しようかしまいか思い悩んで結局しないが、韓国は後先考えずにスパッと整形する」、これほど極端ではありませんが、整形に対する考え方の一端が伺えます。その背景には対外的に見栄えを気にする気質があります。

日本では分相応にという価値観がありますが、韓国はまず他人に見下されたくないという見栄を重要視します。ですから、韓国女性にはきれいになるのに何が悪いという開き直りがあります。

整形したことに文句を言おうものならとっさに「イッポジヌンデ ボッテジュン ゴッ イッソ!?」と咬みつかれます。直訳すると「きれいになるのに何かしてくれた?」、つまり「手術費用も出してくれないくせに文句言う権利があるのか!」と。韓国では日本よりも言葉がきつく、きれいでない子を平気でけなします。言われた女性もシュンとするどころかその場でやり返したりします。

「お前がそう言うならきれいになって見せる」、と。

日本の場合、相手にあからさまに言ったら傷つき根にもたれるのが関の山です。

韓国は整形をした事実も日本よりオープンで、あっけらかんとしています。

文=権鎔大(ゴンヨンデ)
出典=『あなたは本当に「韓国」を知っている?』(著者/権鎔大発行/駿河台出版社)

WOW!korea提供

2016.09.12