2011年日本でもドラマ化され、韓国はもとより、日本でも一大ブームを引き起こしたドラマ『美男(イケメン)ですね』。イケメンバンドの新人メンバー、コ・ミナム役を熱演し大ブレイク、一躍トップ女優の仲間入りを果たした韓国の女優パク・シネが2月24日(金)東京・台場zepp tokyoにて『city of SSINZEL~Angel's Birth~』と題した日本初の単独ファンミーティングを開催した。
白い花で飾られたアーチや、家の形をしたスクリーンなど、彼女のイメージピッタリのステージに主演した台湾ドラマ『ハヤテのごとく!』、最新作『オレのことスキでしょ』の映像やアフリカでボランティア活動をする様子が映し出されるとオープニング前から会場は熱い空気に包まれた。
大歓声に迎えられ登場したパク・シネはドラマ『美男(イケメン)ですね』から“Lovery day”を歌いオープニングを飾ると、その歌声に合わせ、大きく揺れるたくさんのピンクのペンライトの歓迎を受けた。「皆さんこんにちは。パク・シネです」と挨拶、「おひさしぶりですね。お元気でしたか?私の初の単独ファンミーティングにお越し頂きありがとうございます」と日本語で感謝の言葉を述べると客席からは「おめでとう!」「かわいい!」との声がかけられた。
「今も少しドキドキしていますが、歌いながらの登場ですごく緊張しました」と少し緊張した様子のパク・シネはMCから髪につけた白い大きなコサージュについて聞かれると「これをつけると顔が小さく見えるのでつけました(笑)」とお茶目なジョークで客席の笑いを誘い、愛らしい笑顔をのぞかせた。昨年11月、チャン・グンソクの東京ドーム公演にゲスト出演したパク・シネは「“グンちゃん”のドームコンサートで一度皆さんにご挨拶してますが、あの時『私のファンミーティングにも来てくださいね』と言いました。
今日は私との約束を守って来て頂き本当に嬉しいです」と満面の笑みでその喜びを表現した。デビューから今日までの女優ヒストリーを映像で振り返る『パク・シネのHISTORY TALK』ではドラマ『天国の階段』の映像を見て、「私が初めてドラマに出演した作品です。チェ・ジウ先輩の子役で出演し、大きなスポットライトを浴びた意味のある作品です。この作品がなかったら今日、この場に“パク・シネ”という人間はいなかったでしょう。」と感慨深く語った。
『宮S』ではSE7EN(セブン)と共演、このドラマで初kissシーンに挑戦したと明かし、12歳年上のチュ・サンウクと共演した『カクテキ~しあわせのかくし味』は「6ヶ月と長期間の撮影でしたがとても楽しくて勉強になった作品でした。」と話した。続いて『美男(イケメン)ですね』の映像が映しだされると会場は大興奮。スクリーンの名シーンに「あらゆる女性のすべてが気に入る名場面ではないでしょうか」と述べ、沖縄で撮影したシーンを見ながら「ソウルでの撮影は寒かったんですが、沖縄の撮影は温かかったので気分がハイになりました」と当時を振り返った。
役作りでの苦労は?との質問に「(男装役に)鏡を見て話し方や表情をたくさん研究しました。」とし、さらに「周りの人は『シネちゃん。あなたの普段どおりの姿で充分いけるわよ』と言ってましたし、走って遊ぶ姿は男の子みたいなので・・・そのままでいいと思いました」と答え「でも女の子ですよ~」と可愛くアピールし、会場を沸かした。
チャン・グンソク、チョン・ヨンファ、イ・ホンギの3人とスーパーのカートに乗って買い物するシーンの撮影は「本当に楽しかったです。
実はあのシーンを撮影するとき、数日間徹夜が続いて立ったまま寝むれるくらい疲れていたのですが、メンバー3人の顔にいたずら書きをしたりと・・・とても楽しく撮影できました。(笑)」とお気に入りのシーンだと告白。
最新作『オレのことスキでしょ』では「交通事故のあとにダンスシーンを撮影しました。」と明かし、「ヨンファさんはクールでカッコいいイメージなのに虫が怖いんですよ(笑)。怖がり屋さんのヨンファさんとの撮影は笑ってしまうんです」とエピソードも紹介した。
『理想のタイプワールドカップ』と題したコーナーはパク・シネの理想の男性を選出するもので、チャン・グンソク、チュ・ジフン、ヨンファ、ホンギ、ウォンビンなど韓国男性俳優16人から、2人づつどちらがタイプかを対決。16強から8強へと絞り、「難しいです」としながらも決勝戦はチャン・グンソク対ウォンビン。「ウォンビンさんが大好きです」としながらも、会場の反応を伺いながら「今まで共演した中で一番呼吸があった人なので・・・ぐんちゃん!」と見事チャン・グンソクが彼女の理想の男性となり、この選択に会場も大喜び。さらに、スクリーンにはチャン・グンソク、ヨンファ、ホンギらからの初ファンミを祝うビデオレターも紹介され、ステージには2月18日が誕生日のパク・シネにバースディーケーキがサプライズで登場、ファンと共に祝った。
パク・シネからはファンを想って彼女自身が作詞、実の兄が作曲をしたという楽曲をアコースティックギターで弾き語り、その澄んだ歌声に会場はウットリと聴き入った。「いつも可愛い姿ばかりお見せしているので、違う姿もお見せできないかな?と思い準備しました」と女性ダンサーを従えたセクシーなダンスパフォーマンスも披露し、ファンを魅了した。ファンからの質問コーナーでパク・シネは「好きな日本食はやっぱり、とんこつラーメン!」といいつつ、「カレーうどんも好き。今日も行くのでみんなに会っちゃうかも(笑)」と無邪気な笑顔を見せた。
日本で行きたいところは「札幌の雪まつりです」と即答、「大阪の有名なお祭りにも浴衣を着て行きたいし、“金魚すくい”にも挑戦したいです!」と目を輝かせていた。もし女優になっていなかったらと聞かれたパク・シネは「子供たちが大好きなので幼稚園の先生かピアノの先生かな?」と答えると会場も納得の様子。
「温かい日に漢江までサイクリングに行きます」と最近はサイクリングに嵌っているというパク・シネ。また「もっと日本語の勉強をして日本のドラマにも挑戦したいです。」と日本での活動についても語り、共演したい日本の俳優を尋ねると「カッコいい人って誰かいますか?」とファンに問いかける一幕も。
ブロクを日本語で書いているというパク・シネは「皆さんからのコメントでも日本語の勉強をしています。次は私の声で進行したいと思います・・・頑張ります!」と再会を約束。エンディングでは「大塚愛さんの“さくらんぼ”を準備しました。」と日本語で熱唱、ステージの端から端までその可愛らしい姿を見せ、「ぜひまた会いましょうね。さよなら~」と挨拶しイベントを締めくくった。
スクリーンには直筆の日本語のメッセージが流れ、それを読むパク・シネの声が会場に響きわたり、ファンの元に彼女の想いが届けられた。最初から最後まで、確かな演技はもちろん、歌とダンスの実力までも備えたパク・シネの魅力をたっぷりと体感できたイベントになったに違いない。女優パク・シネの更なる活躍に益々期待が高まる。
*パク・シネ日本公式サイト http://www.parkshinhye.jp/
パク・シネ日本公式サイト Twinkle http://www.parkshinhye.jp/