俳優イ・ジョンソク、ジャンルに限界をおかない優れた演技力

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ドラマ「君の声が聞こえる」に続いて「W」も成功させて、不足な蓋然性を演技で補わなければならないファンタジージャンルで大きな力を発揮した。イ・ジョンソクは、ストーリーがどんどん展開していくドラマにも関わらず、視聴者を引き込む優れた演技で不足な部分を補った。俳優の感情演技が揺らぐと散漫になりやすいファンタジーメロドラマの中心をこれほどまでにうまくつかんだのは、それほどこの俳優の演技に関する経験があるという証拠だ。イ・ジョンソクはいっそう成熟した演技力で、初期に設定されたキャラクターをしっかりとキープして、複雑なストーリーでも視聴者を困難なくしっかりと説得した。

「学校 2013」から「W」まで、5作品を連続で成功させたイ・ジョンソクだった。大きな大衆性と努力から得たずば抜けた演技力とビジュアルまで備えたこの欠点のない俳優が、キャラクターとジャンルの限界がない俳優であることをテレビドラマで再度証明した。そして彼は、この作品の終了後、映画「VIP」で悪役を担当して再度演技的な変身をはかる。

2016.09.10