「インタビュー」DVD好評リリース中『青い鳥の輪舞〈ロンド〉』 イ・サンヨプ オフィシャルインタビュー

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――最初、ウンスはヒョンドに心を開きませんでしたが、ウンスに対するヒョンドの愛情表現について「これはおもしろかった」とか、「実際の私だったらもう少し違う表現にしたのに」と感じるようなところはありますか?
イ・サンヨプ:驚いたのはウンスがキツイことを言い続けても、ヒョンドは彼女のことが好きだから、会いに行くわけです。私は実のところ、ツンデレな女性には魅力を感じないのですが、ヒョンドを見てうらやましくなりました。ドラマの中で「お互いのことがよくわかるまで、会い続けよう」というセリフがあって、そういうことを言える自信がうらやましかったですね。私には言えないですね。「一度だけでも会ってください」ってこんなふうに言うと思うんですよ……(笑)。

――女の子はしびれちゃいますよね。
イ・サンヨプ:台本を見て私もしびれました。でもこれをどうやって演じようかと……。実際、そのシーンを撮影する時、何度も撮り直しました。この演技でいいのか、監督とも長い時間話しもしたのですが、ヒョンドの、あの自信感をうまく表現するのが難しかったんですよ。でもうまく編集してくれてウンスのうまいリアクションのおかげで大丈夫だったようです。

――バンド活動をするシーンが登場しますが、元々楽器は演奏できましたか(歌の実力は歌手レベルだと聞いたんですが)?
イ・サンヨプ:自分では歌がうまいと思っていたんですが、この頃はうまく歌えなくて、あまり上手にできなかったんですよ。バンドのシーンのためにベースを習ったのですが、それほど良くなかったですよね。練習しながら冗談でジャンプしたりしていたのを、撮影の時にもちょっとやったのですが、それが使われたようです。ちょっとバカぽいですが、純粋なところもあったと思います。ソロの演奏シーンがあったらよかったなとも思いました。でも2カ月ぐらいしか練習できなかったから、次にバンドのシーンを撮影するようなことがあったら、もう少しちゃんと練習してからやりたいですね。

――別れを告げる時にジュースを掛けられるシーンがありましたが、苦労されたのではないですか?また撮影中にNGをたくさん出された方は?
イ・サンヨプ:撮影は2月頃の寒い時期でしたが、別に心配はしていませんでした。ところが実際にジュースをかけられたら、これが本当に冷たいんですよ。ジュースがシャツの中まで染みて来て自分でも気づかないうちに、声を漏らしてしまいました。幸い放送には出なかったのですが、自分ではわかりました。それからこのドラマのNG王はたぶん私でしょう。出演者のみなさんとあまりに親しくなりすぎて、ちょっと見つめ合っただけで、吹き出してしまったりすることもありました。ドラマのエンディングに流れるNGシーンでもあったと思いますが、真顔になってイ・ジュニョクさんに「何でだ!」と大声を出すシーンで吹き出してしまって「ごめんなさい」と言ったことがあります。このドラマのNG王は私でしたね。

――撮影現場でのムードメーカーは誰ですか? 撮影現場での俳優たちやスタッフたちとの間で何かおもしろいエピソードはありますか?
イ・サンヨプ:ムードメーカーは私ですよ。おもしろいエピソードは、オフィスでのシーンが多いのです。アドリブをたくさんやっても許してもらえる撮影現場だったので、お互いにアドリブをやってやろうという雰囲気にあふれていましたね。放送で使われたのもありましたし、使われなかったのもあります。NGになるだろうと思って、アドリブでリアクションしたら、みんなの方が真剣に受け止めてしまって、むしろ私の方が困惑してしまったことも多かったです。エピソードを挙げるとすれば……、アドリブは会議のシーンでのことが特に多かったんです。あの時は本当にアドリブ合戦でしたね。監督がいつまで経ってもカット!OK!って言わないものだから、チーム長はずっとアドリブで話を続けて、私もツッコミを入れるタイミングをずっと、うかがう感じで……。ツッコミを入れてドッと受けてようやく、監督がOKを出したこともありました。

――今回の作品を通して新しく挑戦できたことや、こういった部分で成長できたというようなことはありますか?
イ・サンヨプ:成長できたかどうかについては、もう少し後にならないとわからないでしょうが、チャン・ヒョンドというキャラクターを演じることで、俳優としてできる演技はすべてやったように思います。悪い男、遊び人、純愛ロマンスや冷徹な演技もやりましたし、コロコロと変わるチャン・ヒョンドの感情を演じることができてよかったし、演じていて新鮮でした。

――日本のファンのみなさんにドラマの簡単な紹介と見どころ、そしてメッセージをお願いします。
イ・サンヨプ:韓国で多くの人びとから愛されたドラマ『青い鳥の輪舞〈ロンド〉』のDVDが日本でも発売になり、レンタルもされるということで、とてもうれしく、そしてありがたいことだと思っています。私が作品を通して感じた感動やおもしろさが、日本のファンのみなさんにも伝わったらうれしいですし、たくさん愛してくださるとうれしいです。『青い鳥の輪舞〈ロンド〉』と共に幸せな日々を過ごされることを願っています。みなさん、愛しています。

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「青い鳥の輪舞〈ロンド〉」
DVD-SET1~5好評発売中 各¥15,000+税
※好評レンタル中
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
Licensed by KBS Media Ltd. (c)2015 KBS All rights reserved
公式サイト:http://kandera.jp/sp/aoitori /

日本版予告編:https://youtu.be/KL9yRl5VJyE

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2016.09.05