6年前にKBS 2TVの「トキメキ☆成均館スキャンダル」のク・ヨンハ役のソン・ジュンギがそうだったように、4年前にMBCの「太陽を抱く月」のホヨムのキャラクターを演じたイム・シワンがそうであったように、「花の士」はいつも注目を集める。
そして、2016年の新しい「花の士」が誕生した。KBSが自信を持って下半期の期待作として立てた新しい月火ドラマ「雲が描いた月明かり」のことだ。パク・ボゴムとキム・ユジョンの主演で関心が集まっているこのドラマで、B1A4ジニョンが魔性の「花の士」に変身した。
ジニョンの演じるキャラクターは、キム・ユンソンだ。朝鮮時代に強力な父母のもとに生まれた人物だ。王の上の王である権力家キム・ホンのたったひとりの内孫で高貴な生まれが漂い、気品、博識、余裕のすべてを取り揃えた最高の魅力の持ち主だ。
ジニョンとしては地上波での主演を獲得したことになる。2013年「優雅な女」を最初に、「七転び八起きク・ヘラ」、「幸せのレシピ~愛言葉はメンドロントット」、「恋愛探偵シャーロックK」、映画「怪しい彼女」などで多彩な人物を演じただけに、この作品でも彼にかける期待が大きい。
18日に開催された「雲が描いた月明かり」の製作発表会でジニョンは、「地上波で初の主演なのでプレッシャーがありますが、熱心に準備して良い姿をお見せしたいです。時代劇は初めてなのでたいへんな点も多いですが、同僚俳優との雰囲気はいいです。期待してください」と自信を見せた。
この日はハイライト映像が公開されたが、ジニョンの顔がスクリーンに映される度にあちらこちらで感嘆の言葉があふれた。花のようなビジュアルに女心を魅了するまなざしまで備えて視聴者を魅了するに違いないという。
「トキメキ☆成均館スキャンダル」でソン・ジュンギは、「空騒ぎの士」ク・ヨンハを魅力的に演じてトップスターに浮上する準備運動を終えた。ジニョンは、ク・ヨンハとはまた違った魅力のキム・ユンソン役で視聴者を魅了することだろう。