「僕らは2度と倒れないし立ち止まらないだろう。真の覚醒の時間を経て、B.A.Pは新しい歴史を作り出すだろう。」
真夏の熱気の中心で人気アイドルグループB.A.Pは、熱く盛り上がった。ワールドツアー最後の公演でファンと再開していっそう熱く情熱的に、そして強烈にファンと向き合った。完全体でのステージやメンバー各自のカラーを生かしたソロ曲と、2時間を十分に満たしてくれた。
B.A.Pは7日午後、ソウルオリンピック公園 SKハンドボール競技場で「B.A.P LIVE ON EARTH 2016 WORLD TOUR FINALE TRUE AWAKE!!」を開催した。ワールドツアーのファイナル公演であるのでメンバーはいっそう熱く、ファンの応援はもっと力強かった。会場をいっぱいにした約8000人のファンの熱気と愛情をそのごとく感じることができた。
この日B.A.Pは、「WARRIOR」で始まったワールドツアーの最後の公演の幕を開けた。メンバーもファンも開始から力強い声援で会場の熱気をいっそう盛り上げた。この日B.A.Pは、「会いたかったです。久しぶりですね?ワールドツアーが終わって韓国に帰って来ました。みなさんを見ると深く感じるものがあります。スタートからとばしました。なので今とても緊張してます」と心境を打ち明けた。
また、「一緒に雰囲気を楽しむのに良い日ですね。全世界にいらっしゃるファンのみなさんもいるので。僕らが世界的に一番人気があるグループじゃないでしょうか」と言って笑いながら、「今日の会場にも海外からいらっしゃった方々が多いです」と言った。中国語、日本語、英語、そしてボディーランゲージで各国のファンにあいさつをしてユニークさをプレゼントした。メンバーの言葉通り会場には外国人ファンの姿を沢山見ることができた。
B.A.Pはひさしぶりの韓国公演で、すべてを出しきるように情熱的な公演を披露した。強烈なダンスパフォーマンスが印象的だった。ためらわずステージを楽しむメンバーがいるから、ファンの応援はいっそう熱くなった。メンバーは公演中、「本当に久しぶりに会いました。今まで僕らに会いたかったぶん、今からヒムチャン兄さんが『叫べ』と言ったらみんな一緒に叫んでください」と言い、ファンは大き歓声で応えた。
この日B.A.Pは、「WHAT THE HELL」、「NO MERCY」、「CARNIVAL」、「FEEL SO GOOD」、「HURRICANE(ハリケーン)」、「BADMAN」、「DANCING IN THE RAIN」、「1004」、「WITH YOU」など20曲余りをこなした。ヒムチャンとZELO、ジョンアプのソロステージも公開されてファンの歓声を引き出した。
特にZELOはソロステージで涙を見せた。ZELOは「実は、それほど愛着を持った曲ではないですが、苦しかった時に作った曲です。泣くまいと思いました。元来、『お母さん』という言葉を聴くだけで涙が出るじゃないですか。泣くまいと思いましたが泣いてしまいました」と打ち明けた。これについてデヒョンは、「末っ子なのに、末っ子が一番大変です。ずいぶん苦労をしたので、拍手を送ってくれたらいいでしょう」と弟を応援した。
8日に発売の新曲「That's My Jam」の愉快なステージを初公開した。さわやかで身軽な雰囲気ながら、B.A.Pの独特な強さが引き立つサマーソングで、コンサートだけで見られる「貴重な」ステージだった。
B.A.Pは最後のステージの前にファンに本音を伝えた。デヒョンは、コンディションが良くなくて少し心配でしたが、みなさんのパワーが素晴らしくてとても元気をもらいました。何も考えず精一杯公演ができました」と、ファンにあいさつをした。
そしてまたヒムチャンは、「気分がよくなる話をひとつしましょうか?僕らがずっと続けてやれるということです。今日でワールドツアーが終わりますが、これからも僕らがずっと一緒にするということが幸せなことではないかと思います」と、ずっと一緒にしていくことができるメンバーとファンにあいさつの言葉を伝えた。ヒムチャンは、客席にいるファンの姿をカメラに収めるなど格別な愛情を見せた。 メンバーは、ラストナンバーである「WITH YOU」を歌いながらファンとより親密にコミュニケーションをした。アンコールでは、ファンに対する真摯な思いを再度伝えながら涙を見せた。
ジョンアプは、最後の感想を伝えながら特に沢山の涙を流した。彼は「申し訳ありません」と先にことわって、「いつも本当に感謝して、このアンコールコンサートに神経をたくさん使って準備しました。作りたい曲を作ってパフォーマンスをするようになって、個人的なことかも知れないですが夢でした。うまく終えることができて感動しました。したいことを熱心に集中してすることができるというのもみなさんのおかげです。感謝します」と心境を語った。
ヨンジェも、「みなさんが僕らのことをたくさん待ってくださっていることを知っていました。ツアーをしながら全世界のファンに会いましたが、韓国のことをたくさん考えました。僕にも成長することができた時間でした。実は、ツアーをするというのは簡単ではないです。ツアーをすることができるように手伝ってくれた方々に感謝したいです。僕らが帰ってきました。愛してます」とあいさつしながら涙ぐんだ。
ヒムチャンは、「なんと言ってもファンが期待しながら公演を待ってくださるので、それに報いるためにも今後いっそう素敵なコンテンツを作っていきたいと思います。実は以前とても心配でした。『僕たちがまたステージに立つことができるのか』と。こうして素敵な姿でステージに立ててとても幸せで感謝しています。またお目にかかれて感謝です」と感謝の思いと覚悟を見せた。
相変わらずお互いを見つめて笑いかけ応援しあえるB.A.PとBABY(ファンクラブ)の熱くてラブリーな公演だった。