「対談」(後編)軍楽隊ユンホの入隊1年について語ろう

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昨年10月に開催された「地上軍フェスティバル」で司会を務めたユンホ(写真=M.Takahata)

ユンホを見守ってきたTakahataさんと私(康熙奉〔カン・ヒボン〕)による対談の後編です。前編では、ユンホが所属する第26師団がある楊州(ヤンジュ)市の様子や、ユンホの1年間のステージを振り返ってみました。後編はその続きです。

 

仲間と深い友情と信頼を育む

康熙奉(以下、K)「入隊から1年が経って、ユンホさんのどんなところが変わりましたか?」
Takahata(以下、T)「軍楽隊の中のユンホさんは、初めは遠慮がちと言いますか、手探りで頑張っている感じがしました。けれど、最近は仲間の皆さんとも、すっかり打ち解けて余裕もできて楽しんでいるように見えます。周りの皆さんから見れば、ユンホさんが入ってすぐは、年齢はかなり上ですし(笑)、有名な芸能人ですし、でも階級は二等兵ですし、何というか……韓国語では「不便だ」とよく言いますが、やりにくい部分があったと思います。でも、今では、仲間と深い友情と信頼を育んできたんだろうなあ、と思う微笑ましい場面がたくさんあります」
K「それは、どんな場面でそう感じられますか?」
T「市民向けの野外公演では、舞台裏とステージの壁がない時もありますので、リラックスした素顔が見られます。最初はユンホさん側だけでなく、迎えた側にも遠慮があったように見えましたが、今ではブルムリ神起が紹介されるときに腕を組んだり、立ち位置を譲り合ったり、肩を組んだり、公演が終わればハグをしたり……。出番でないときは、仲間とじゃれ合っていると言いますか、皆さんとても楽しそうです。仲の良い仲間同士という感じですね」
ひと回り大きくなった

K「とても良い雰囲気なんですね」
T「はい。今は上等兵ですので上の指示を下に伝えたり、ユンホさん自身も積極的に指示を出したり、生き生きと役目をこなしています。そして、ブルムリ神起が出演するときも、以前はユンホさんが登場することで盛り上がっている印象でしたが、今はブルムリ神起のステージそのものがとても盛り上がるようになったと思います。かなり激しいダンスもするんですよ。全員が主役になるステージの見せ方は、ユンホさんのアイデアかもしれませんね」
K「上等兵というのは、兵役中の兵士の中で中心的に活動する階級です。ユンホさんも、軍楽隊の中で徐々にリーダー的な役割を担っているかもしれません。なんといっても、入隊してから1年ですからね。体力的にも相当に鍛えていると思いますが、からだつきに変化はありますか?」
T「ひと回り大きくなったと思います。訓練所を出たばかりの時は猛暑の最中でしたし、最優秀賞をもらうほどに熱心に取り組んでいたためか、かなりシュッとしたと思うのですが、今はずいぶん逞しくなりましたね」
K「そうでしょうね。軍隊ではみんな体格が大幅に変わると言われますから」
T「以前、ある歌手の方が逞しくなって除隊したのですが、大きな筋肉がついたからなのか、ダンスにキレがなくなってしまいました。それでユンホさんもそうならないかと心配したのですが、ステージを見ると全くそんなことはないですね」
K「なるほど。ステージを見に韓国に行くたびに安心できるわけですね」

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昨年10月に開かれた「地上軍フェスティバル」の会場の雰囲気。今年の同イベントでもユンホの登場が期待される(写真=M.Takahata)

ワクワクした気持ちで次を待つ

K「ずっと間近で見てきたから、よくわかるわけですね」
T「ええ。入隊するとやはり芸能人であることを意識してか、髪を長めにしたり体型を気にする方もいますよね。でも、ユンホさんは特級戦士にもなり、いま自分がやるべきことに真摯に取り組んでいるんだなあと、変な心配をしたことが逆に恥ずかしくなりました。大きく逞しくなったのは、歌手のユノ・ユンホではなく、チョン・ユンホとして軍務に励んでいる証だと思います」
K「除隊までにユンホさんに何を期待しますか?」
T「期待しても、いつもそれ以上のものを見せてくれるので、どのような姿をみせてくれるのかとワクワクした気持ちで次を待つ感じです」
K「そのワクワク感、よくわかりますね」
T「ユンホさんは現役兵として一人で入隊したので、周りは年代も違うし、知人はいないし、しかも有名な芸能人ですから周りも『どんな人なのか?』と気になっていたと思います。つまり、周りから警戒されたり、一歩引いて観察されていた部分があったかもしれないですよね。それが今ではすっかり仲間に溶け込んでいます。兵士としても軍楽隊の一員としても、刺激を受けて貴重な経験をしているのです」
K「この経験は、今後にきっと生きてきますよ」

 

残りは9カ月

K「軍隊では一生の友達に会える、とよく言われますが……」
T「ええ。一生付き合える仲間もできたと思います。兵役は芸能人に致命的だと言われたこともあるようですが、ユンホさんのこの21カ月は、芸能人としても一人の青年としても大きな財産になっていることでしょう。無駄なことは一つもないですね。公演を見れば、兵士の皆さんにもよく受け入れられていることが分かります。以前、男性ファンを増やしたいと言っていましたが、その通りになるのでは?」
K「ファンはどんな気持ちで、あと9か月を待てばいいと思いますか?」
T「私がどうこう言えることではないと思いますが……。ファンの方のユンホさんに対する信頼感は厚いですよね。どうしてなんだろうと、いつも不思議でしたが、何となく分かる気がしています。デビューして12年目、ユンホさんは、ファンをとても大事にしているなと感じています。これに関して話すと長くなってしまいますが……(笑)。そして、ファンはユンホさんに少しでもがっかりさせられたことがないんだと思います。どんな時も楽をすることを知らない人のような気がします。その人がどんな人かというのは、外から見ているだけでは分からないじゃないですか。でも、ユンホさんに関してはいくら調べても直接見てても、良い話、良い面しか見えないんです。ユンホさんは有言実行の人ですから、入隊時に自分で宣言したように必ず『頼りがいのあるかっこいい怪物(モンスター)』になって戻ってくるので、その時をただ楽しみにして待つだけで良いと思います」
K「待つ楽しみが増えましたね。今回は本当にありがとうございました」
T「こちらこそ、ありがとうございました」

 

提供:ロコレ
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2016.07.22

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