俳優ノ・ミヌ、前所属事務所SMエンタへの訴訟で”敗訴”

俳優ノ・ミヌ、前所属事務所SMエンタへの訴訟で”敗訴”

韓国俳優で歌手のノ・ミヌ(30)が、過去に不合理な契約を結ばされ、不当な待遇を受けたとして前所属事務所SMエンタテインメントを相手に1億ウォン(約970万円)の損害賠償の訴訟を起こしていたが、これに敗訴した。

ソウル中央地検は、ノ・ミヌがSMエンタテインメントを相手に起こした損害賠償請求訴訟で、原告(ノ・ミヌ)敗訴の判決を下したと21日、明らかにした。

ノ・ミヌは昨年11月、「2004年、TRAX(トラックス)メンバーとしてデビューして以降、2006年のグループ脱退まで、事務所側が企画やマネジメントを十分にケアせず、脱退した後にもマネジメント業務を履行しなかった」とし、「むしろ、音楽や演技活動の機会を提供せずに、担当プロデューサーや制作会社代表に圧力をかけて自身の芸能活動を妨害した」とし、SMエンタテインメントを相手に損害賠償訴訟を起こした。

同案件に関して裁判所は「提出された証拠だけでは、ノ・ミヌ氏とSMエンタテインメントの間に締結された専属契約が無効だと判断することはできない」とし、「ノ・ミヌ氏に対するマネジメントを十分におこなわず、芸能活動に関して継続して妨害してきたと主張するのには、証拠が不十分である」と判断を下した。

一方、ノ・ミヌは2000年9月にSMエンタテインメントと専属契約を締結。グループ「TRAX」メンバーとして活動し、2009年10月と2010年2月に専属契約の解除を申し出た。現在はMJ Dreamsysに所属している。

WOW!korea提供

2016.07.21