韓国のロッテ免税店は、中国や日本、東南アジアからの観光客誘致強化のためイメージキャラクターを増やし、PR用のミュージックビデオ、短編映画などのコンテンツ制作に取り組むと発表した。
ロッテ免税店は新たなイメージキャラクターに「EXO」、イ・ミンホ、パク・シネ、Eru(イル)を起用した。同社のイメージキャラクターはチャン・グンソク、キム・ヒョンジュン、チェ・ジウ、「SUPERJUNIOR」、「2PM」を合わせ計9組・33人となる。
昨年に続き、イメージキャラクターが世界各地を旅する内容のミュージックビデオ2本を制作し、4月に公式フェイスブックやユーチューブなどで公開する。撮影写真やインタビュー映像などは今月19日以降にアップする。
ロッテ免税店は2009年から韓流ブームを後押ししようと、韓流スターが出演するミュージックビデオを制作している。企業ブランドのPRだけでなく、韓流を紹介するコンテンツとして、中国や日本、東南アジアなどから高い人気を集めている。
イメージキャラクターが主演を務める短編映画も制作。済州島、釜山、ソウルの3部作で構成されており、外国人観光客に各都市の観光名所から韓国の美を知ってもらうことで韓国訪問を呼び掛ける。ウォーキングコース「済州オルレ」など、映画の背景となった主要観光地は旅行ガイドブックにまとめる。
ロッテ免税店関係者は「イメージキャラクターは中国、日本、東南アジア全域で韓流の中心的存在。ファンミーティングや合同コンサートなどを開催し、海外観光客の誘致につなげる計画」と述べた。
今回イメージキャラクター決まった「EXO(エクソ)」は所属事務所のSMエンタテインメントの発表では、4月にさいたまスーパーアリーナで開催する初の日本公演「EXOGreetingPartyinJapan“Hello!”」の追加公演が決まった。
当初4月12、13日の両日に計4回公演を予定していたが、日本ファンの熱い要望を受け、11日に1回公演を追加。3日間の全5回公演で10万人を動員する計画だ。
日本正式デビュー前に行われる公演にもかかわらず、チケット応募総数が40万件を突破するなど高い関心を集めている。
「EXO」は昨年12月、ファーストアルバム「XOXO(Kiss&Hug)」(6月3日リリース)と同アルバムのリパッケージバージョン(8月5日リリース)の売り上げの合計が100万枚を突破。
韓国で12年ぶりにアルバムのミリオンセラーを達成した。また音楽専門チャンネルMnetが主催する音楽授賞式「2013MnetAsianMusicAwards(MAMA)」で「今年のアルバム賞」を受賞するなど韓国の音楽賞を席巻した。