ユチョン(JYJ)スキャンダルを集中取材…告訴女性へのインタビューも=MBC「PD手帳」

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「PD手帳」がパク・ユチョン(30)事件を扱う…28日午後11時10分放送のMBC「PD手帳」では、ユチョン(JYJ)の性的暴行スキャンダルを集中取材する。

去る13日、ある韓国メディアを通してユチョンの性的暴行容疑に関する報道がなされた。韓国をはじめ、アジア各地で人気を博す歌手兼俳優ユチョン。良いイメージで大衆から愛されてきたユチョンの前に現われた4人の女性。彼らを取り巻くスキャンダルは論議の的となった。

■ユチョン性的暴行容疑、その顛末は?
去る10日にユチョンを告訴した女性A氏を皮切りに、相次いで同じ性的暴行を受けたと主張する女性は計4人に達する。これに対してユチョンの所属事務所側は性的暴行は虚偽事実であり、現在、第1の女性A氏を恐喝および誣告容疑で逆告訴し、強硬対応をとっている。

今回の件で韓国社会の風俗営業店(性風俗店とは異なる)に従事する女性に対した見解があらわれている。一部の人間は「風俗営業店の女性が強姦されたと主張する意味が分からない」、「金品目当ての女性に騙されている」、「風俗営業店でそういう出来事が生じても受け入れるべきだろう」などといった否定的な視線が注がれる。これに「PD手帳」は風俗営業店に従事する女性たちに性的自己決定権はあるのかについて、紐解く。

■絶えない疑惑の中、「PD手帳」が会った一人の女性
27日現在、ユチョンを性的暴行容疑で告訴した4人のうち3人は、変わらず自身の主張を維持している。そんな中、制作陣は彼女ら4人のうち1人に会うことができた。この女性はユチョンから性的暴行を受けたと主張し、当時の状況を非常に具体的に述べた。制作スタッフは苦心の末、女性のインタビューの一部分を公開することにした。

「私は率直にお金が必要で、本当に生計難で働いていたのに、そんな私を(パク・ユチョンさんが)風俗営業店に通っているからと無視し、そこで性的暴行をはたらいたことは容赦できません」

こうした女性の主張について制作スタッフは、数度、ユチョンの所属事務所と担当弁護士の立場を聞こうとしたが、返答はなかった。

■芸能人という華やかな名前の重さ
ファンの関心と愛で、名誉だけでなく富をも得る芸能人。しかし、今回のユチョンのように、芸能人のスキャンダルはファンはもちろん、一般大衆にも失望感を抱かせる。

ますます大きくなる一般大衆と社会に対する芸能人の影響力を勘案すると、他の公人と同レベルの責任を負うことになる。法律違反を犯した場合には、さらに大きな非難を浴びることになる。一方で、過度な非難はいじめだとする反論もある。

これに「PD手帳」1089回では、芸能人を取り巻くうわさが浮上する度にふくらむ芸能人の社会的責任の範囲を探り、今回のユチョンの件が私たちに投げかける意味を見る。

WoW!Korea提供

2016.06.28