7月7日徳間ジャパンから『胸いっぱいの哀しみ』で日本メジャーデビューしたJULYが10日東京、原宿アストロホールで発売記念ライブを開催した。
JULYは日本でも大ヒットした韓国ドラマ『天国の階段』や『天国の樹』のサントラで既に多くのドラマファンの心を摑み、日本でも高い評価を受けている。 発売ライブ前に、公開リハーサルが開催された。
JULYへの応援ビデオメッセージがスクリーンに流れオープニングを飾った。
~*~ ビデオメッセージ ~*~
<ユン・サンヒョン>
今まで苦労した分いい結果が残せるよう祈ってます。先輩として応援し、JULYの曲もたくさん歌っていきます。いつも応援していますから一生懸命頑張って下さい。JULY!ファイティン!
<笑福亭鶴瓶>
JULYさんとは1年ぐらい前に会いました。彼の歌を聴いた時、『日本と韓国は繋がっているんだなぁ』と感じさせる『心に残る歌』だと思いました。
今、ロシアにいて会場に行けなくて残念ですがJULYの歌声を楽しんで下さい。
ピアノの音色と共にJULYが登場。
カップリング曲『会いたい~ポゴシプタ~』を情感たっぷりに歌い上げその声量と歌唱力に場内は圧倒された。
「ありがとうございます。JULYです。よろしくおねがいします。」と流暢な日本語であいさつするJULY。
続いてデビュー曲『胸いっぱいの哀しみを』を自身が『美しい別れ』と表現したように甘く切なすぎる歌声で熱唱し、会場を魅了した。
リハーサル終了後、囲み取材へ
Q日本デビューした感想は?
「(日本)外国でのデビューは言葉の苦労がありますが楽しんでいます。韓国での音楽活動とは違い、知らない国で自分を知らない人たちに自分の音楽をお知らせするという事は感慨深いと思います。」
Q日本で活動している韓国の方たちとお話しますか?
「はい。僕が曲を作った神話のドンワンと一緒によく話ます。同じ事務所のユン・サンヒョンさんとも話しますし、ジョンフンさんとも話ました。いい話をたくさん聞きました。」
Qよい話だけじゃなく悪い話は ?
「悪い話はないですが(笑)辛くても一生懸命努力をすれば成果があるから、それが日本だから信じて頑張れとアドバイスをたくさん貰いました」
Q日本語がとても上手ですが?
「日本語学校に行って勉強しています。初めは簡単でしたが今は漢字とか色々な文法がたくさんあって難しくなりました。(笑)」
Q日本語で歌ってますが?
「はい。松井五郎さんの歌詞が気に入って、『日本語』というのはこんなに美しい文章を表現ができる言語なんだと改めて感じました。」
QJULYの名前の由来は ?
「僕が7月生まれで、社長から『いつ生まれましたか?』と聞かれ『7月です』と答えると『7月、<JULY>いいじゃん!」「いいですよ」と言ってくれてJULYに決まりました(笑)。ラッキーセブンの意味で7月7日、七夕にデビューが決まりました。」
Qこのあとライブですが緊張してますか?
「はい。僕のデビューライブで今日初めてファンのみなさん前で『胸いっぱいの哀しみ』を披露します。とても緊張していますが自信はあるので楽しみです。」
ここでスペシャルゲストの梅沢富美男が登場。 「JULYとの出会いは鶴瓶さんと仲がよくて話をしていて『凄い子がいるよ』と聴き、丁度シングルを出そうと思っていたところ、彼(JULY)が曲を書きたいと言ってくれたのがきっかけです。
まだその時は彼の曲を聴いたことがなくて、彼のデモテープを聞いた瞬間『いや凄い歌だ』と衝撃を受けました。
27、8年前に韓国でチョーヨンピルさんの歌を初めて聴いたとき以来の衝撃でした。
JULYのように歌う歌手は日本にはいいないんじゃないかな?JULYは高い次元で歌っている。今日、僕は『夢芝居』は歌わないが、応援したく花束を自費で買ってきましたよ。」(笑)
花束をもらうことは多いが、自身で買ってプレゼントするのは初めてと暖かい眼差しで語ってくれた梅沢富美男。
「たくさん褒めていただいて恥ずかしいです。もっと頑張って梅沢さんが褒めてくださったような人間になりたいです。」と応えるJULY。
ライブでは梅沢富美男のヒット曲『夢芝居』をJULYが披露するという。
最後に梅沢富美男からJULYへ、 「今の歌謡界のカンフル剤になってもらってたい。人生で必要なもの。いい歌にファンは絶対ついていきますから頑張って欲しい。」
JULYからファンへメッセージ 「これからが出発です。2年間インディーズ活動し、日本でメジャーデビューしました。頑張りますので応援してください」 約30分に及ぶ公開リハーサルが終了した。
デビュー曲『胸いっぱいの哀しみ』で彼の魅力溢れる歌声が日本中に衝撃と感動を与えることは間違いなく、今後の更なる活躍を期待したい。
韓ドラ★テーマグランドコンサート 2010.9/12 東京芸術劇場大ホール(東京) 2010.9/13 ザ・シンフォニーフォール (大阪) http://www.baladin.net/