人気グループJYJ、パク・ユチョンのファンも背を向け始めている。東方神起時代からのファンたちまで、彼のセックススキャンダルに失望感を表し注目を集めた。多くのユチョンファンたちは、性的暴行が騒がれてからも、変らずに彼を信じてきた。しかし事件が手のほどこしようもないほどに大きくなるにつれ、一部のファンは失望し、長い間愛情を注いだからなおさらだ。
17日の深夜0時、JYJのDC Insideギャラリーには、「最近のパク・ユチョン事件に対するDC JYJギャラリーの立場を表明」という題名の文章が掲載された。公開されたイメージには、「この日からキム・ジェジュン、キム・ジュンスの2人だけを支持します。社会に迷惑をかけたパク・ユチョンを非難し、今後彼と関連したすべての活動やコンテンツを徹底的に排斥します」と記されている。今後パク・ユチョンの活動が再開されても、彼を冷遇するという強硬な立場を見せた。
また、「DC JYJギャラリーは、2009年にキム・ジェジュン、パク・ユチョン、キム・ジュンスが訴訟を始めて以来、元所属事務所との不公正な契約に立ち向かう3人を支持してきました。7年間JYJと共にしてきた理由の中の1つは、不公正な行為に屈せず立ち向かう彼らの信念が正しいと信じてきからです」としながら、「しかしパク・ユチョンが性を商品化する所に出入りした以上、不当を打破するために戦ってきたファンクラブが彼を支持することはできません」と付け加えた。
そして最後に、13年間注いだ愛情を後にし、徹底して背を向けるという立場で締めくくった。「DC JYJギャラリーは該当メンバーに対する今までのすべての支持を撤回します」とし、「キム・ジェジュン、キム・ジュンスの2人に対して、事実と違う憶測と誹謗を拭うために努めます。最後に13年間の信頼と、ファンたちの青春を踏みにじったパク・ユチョンに失望と怒りを表わします」と伝えた。
このような強硬な立場は、これまで熱烈だと思われたパク・ユチョンのファンクラブとは相反した対応だ。ファンたちの失望がどれほど大きいのかを実感させる。
スターに対するファンの愛には、当然それに対する信頼も伴っている。自分たちが愛情を注いだだけに、それに伴う責任感とスター意識を持っているという信頼だ。所属事務所のC-JeSエンターテインメント側は、性暴力の疑いに対して全面否認し、疑いが認められた時は芸能界を引退すると強気な姿勢を見せたが、それとは別に、パク・ユチョンがこのような話題にまきこまれるほど、私生活管理が徹底できていなかったという事実に怒っているのだろう。
東方神起からJYJまで、迂余曲折が多かった10年を共に耐えてきたファンにとって、社会に迷惑をかける性的暴行という恥辱的な話題は、心の傷となったのかもしれない。
また、7年間JYJの信念を信じてきたファンだからこそ、責任意識のなさは衝撃的にならざるを得ない。
ファンたちの愛を軽く考えなかったなら、スターもファンもこのような屈辱を味わうことはなかっただろう。
パク・ユチョンは20代の風俗営業店の従業員A氏から去る10日に性的暴行容疑で告訴された。その後、A氏側は既存の主張を覆して、15日に告訴を取り下げたが、16日に再び別の女性B氏が昨年12月にパク・ユチョンから性的暴行を受けたとする告訴状を提出し、波紋が広がった。