3月31日、東京お台場フジテレビ内マルチシアターにて、イ・ヨウォン初来日記念!「善徳女王」プレミアムイベントが開催された。 『善徳女王』は、韓国では2009年TV放映され、瞬間最高視聴率49.9%を記録し、昨年度の平均視聴率ナンバーワンに輝いた韓国の国民的ドラマで、「宮廷女官~チャングムの誓い」の脚本家と「朱蒙」の演出家が強力にタッグを組んだ作品としても話題である。
主役のトンマンを演じるイ・ヨウォンは今回が公式初来日となり、6倍の倍率で当選した幸運な100名のファンと共に過ごした非常に貴重なイベントとなった。
スラリとしたバツグンのスタイルで登場したイ・ヨウォンに会場から大きな拍手がおくられた。
「こんにちは、初めまして。『善徳女王』を多くの方に愛して頂いているということで、本当に感謝します。これからも応援宜しくお願いします。」と、まずは挨拶。
共演した、オム・テウンからはスペシャルなメッセージ映像が届き、イ・ヨウォンの来日を祝った。
イベントでは、思い出の映像シーンを見ながら撮影時の秘話など披露。
イ・ヨウォンが選ぶ好きなシーンは?
① 第8話の「美しく成長して、水から顔をあげるシーン」で、「トンマンが大人になって初めて登場するシーンで、子役がとても人気があったので緊張しプレッシャーもあったが、とてもナチュラルに演出されインパクとのあるシーンになった。」と感慨深げに話した。
② 「チェクパンとコドとのコミカルなシーン」は、明るく愉快なトンマンが描かれていて楽しく演じられたと楽しそうに語った。
苦労したシーンは?
やはり、第10話の「戦闘シーン」だという。「撮影に参加して初めてのシーンで、精神的にも体力的にも大変だった。今でもどんな風に撮影したのか思い出せない。」と言うには、きっと尋常ではない苦労だったのだろう。しかし、その苦労はしっかり演技に反映されている。 このシーンの為に撮影前に2ヶ月くらい訓練をしたと明かした。
思い出のシーンは?
第20話の「運命を告げられるシーン」で、トンマンが自分が誰かを知り、新たな物語の展開が進んでいく重要な場面。見る人は涙、涙の場面だ。
トンマンと善徳女王を比べてみて、どちらの役がやりやすかったか? 「両方大変だった。初めて男装を演じるのは大変だったし(特に時代劇は大変)、その役が馴染んだ頃に女王への変化に慣れるのも大変だった。」と伝えた。
また、このドラマに出演し、小さな子供から年配の方まで自分を知ってもらうきっかけになったと、国民的ドラマの大きさを実感していた。
そして、『善徳女王』の大ファンだという女優の浅野ゆう子も会場に駆けつけた。 「『善徳女王』は、脚本が素晴らしい!!演出も的を射ている。役者がとてもわかりやすい演技で、とても見ごたえがある。映像も美しくて、本当に素晴らしい!」と、手放しで絶賛した。
イ・ヨウォンに、「撮影中は寒かったですね!?かつらは重かったですね!?衣装も重かったですね!?」と尋ねる浅野ゆう子。
さすが、「大奥」の撮影で同じような苦労をしている彼女ならではの質問、いや確認だ。(笑) 作品の内容にも細かく触れ、「アルチョンはずっとトンマンの事が好きだったと思う!違いますか~?」のつっこみにイ・ヨウォンも会場も大爆笑。
「大奥」で瀧山を演じただけあって、ミシルの悪女ぶりには「実は一番感情移入した。」とし、コ・ヒョンジョンもステキだと称えた。
最後にイ・ヨウォンから、「多くの方に感動を伝えることができているんだと感じた。このドラマを最後まで楽しんで頂きたい。」とメッセージを残した。
朝鮮半島初の女帝。その誕生と波乱に満ちた半生のサクセスストーリー。
またイケメン揃いの“花郎(ファラン)”も見どころの1つであり、一度見たら止められないドラマだ。
『善徳女王』は、現在BSフジにて毎週木曜日放映中。
3/15、DVD-BOX Ⅰが発売。
4/21、DVD-BOX Ⅱが発売。※以降順次発売予定 3/3よりレンタル開始。