この気迫がドラマを盛り上げる(写真/韓国SBS『テバク』公式サイトより)
放送から第4週目に入る『テバク』。4月18日に放送される分が第7話となる。視聴率が下がっている中で、韓国でも心配しているファンが多いが、SBSの『テバク』公式サイトの視聴者掲示板には様々な声が寄せられている。果たして、韓国の視聴者は『テバク』についてどんな感想を持っているのだろうか。
次回がはやく見たい!
SBSの『テバク』公式サイトの視聴者掲示板に載った意見をいくつか紹介しよう。
「予告見ると、内容がより一層気になります。はやく夜10時になればいいですね。テギルが奴婢を救いに行ったみたいだし、ヨニングン(英祖)は出身が卑しい王子という壁にあたって苦しがるようだし……。ますます面白くなってくる『テバク』!! 今日も本放送を死守!!」
「6話再放送をまとめて見て、第7話を待っています。第6話でテギルが苦労する姿が哀れで痛ましかったです。はやく第7話に会いたいです~」
「第6話であまりにもカッコよくて、勉強を中断してキャプチャーしちゃいました。目の輝きが完全です。テギルのオッパ(お兄さん)、次回の苦労がほどほどになればいいですね」
「『六龍が飛ぶ』が終わって、『テバク』を見るかどうかと迷いながら見始めたが、結構おもしろいですね。テーマも興味深いです。チョン・グァンリョルは元々、演技が上手だけど、チャン・グンソクがこんなに演技が上手なのは初めて知りました。チェ・ミンスも独特の感じの王の演技が新しいですね。しかし、2人の女性主人公の演技は惜しいです。感情移入ができません。もう少し演技に気をつかってください」
「ユン・ジンソ(淑嬪崔氏の役)は、本当に容貌や雰囲気が最高だ。たくさんの時代劇を見たけど、王の女で、これまでユン・ジンソのようによく似合う俳優はいないようだ。ヨ・ジング、チャン・グンソクは元々、演技が上手くてグッド! 『テバク』は本当に面白いのに視聴率は下落。少し曖昧だけど、私は面白く見ている」
多様な意見があって、反応を見ているだけで興味深い。
苦労すればするほど演技が光ってくる(写真/韓国SBS『テバク』公式サイトより)
最善を尽くすことが大事
さらに、紹介を続けよう。
「チャン・グンソクの演技が感動的です。演技魂がすごいです。今まで見たドラマの中で、こんなに苦労する役が最高みたいです。絶壁から落ちる時も、記憶を取り戻して涙を流す時も、視線の演技が芸術です。本当に視線が生きているという話は、このような時に使う言葉ではないかと思いました。チャン・グンソクという、俳優を見なおしました。新しい『テバク』の開始も期待されます!! 素敵な演技に感動です! 」
どんな作品にも、視聴者の様々な意見が寄せられる。もちろん、批判的な意見も出てくるが、作品を作る側は批判すらも尊重する姿勢を持ったほうがいい。そのほうがドラマの作り方に幅が出てくる。
実際、批判的な意見が公式サイトの視聴者掲示板に寄せられているのも事実である。ただし、そのような意見はサイト管理者によって調整されている。
いずれにしても、視聴者掲示板に載った好意的な意見は、チャン・グンソクや制作陣を大いに励ますに違いない。
確かに、『テバク』は視聴率が下がっているが、多くのファンはそのことに一喜一憂するより、最後まで最善を尽くすことが大事だと考えている。
その代表的な声を紹介しよう。
「第5話と第6話を見て、チャン・グンソクが本当に歯ぎしりして演技に没頭するのが見えます。今後、テギルと李麟佐(イ・インジャ)の対決構造が期待されますね。作家の方は、もう少しコシのある台本で話をおもしろく書いてください。PD様は俳優チャン・グンソクをほめてくださって感謝しますが、チャン・グンソクの30歳の代表作になるべく演出により一層努力してください。視聴率はあまり気になさらず、最善を尽くしてまともに実力が発揮されるならば、視聴者たちもその真価を認めるでしょう。チャン・グンソク ファイティング~!!」
この激励の声はきっとチャン・グンソクに届いていることだろう。
(文=「ロコレ」編集部)
コラム提供:ロコレ
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