昨年のさいたまスーパーアリーナでの初開催に続き、今回が2回目となる「KCON 2016 Japan」。日本最大級のコンベンション施設、千葉・幕張メッセにて4月9日(土)、10(日)両日開催。まずは、KCON STAGEで行われた「ずっともっとK-POP LIVE①」の様子をお届け。
最初に登場したのは、2014年に日本デビューを果たした4人組グループTRITOPS*。高い歌唱力と声色の違う4人のハーモニーが注目され、今人気急上昇中のグループ。作詞・作曲活動も担うリーダーのヒョンムンがほとんどの楽曲を手掛けており、バラードからポップな曲まで歌のジャンルが幅広いのも魅力のひとつだ。昨年10月に発売した「なぜだろう」やファンも一緒に手を振りながら楽しめる「マイ プリンセス」など全5曲を披露し、会場のファンを魅了した。
MCトークでは、KCONのトップバッターを飾った感想を聞かれると「他のアーティストと一緒にステージに出ることはあまりないので、楽しいです!」と、メンバーのユジュンはKCONに出られた喜びを語った。ラストは3月30日に発売したばかりの新曲「ノラネコ」をしっとりと歌い上げ、ステージを最後にした。現在、全国ツアー真っ只中のTRITOPS*、今年2月に行われたファンミーティングの様子が5月1日にMnetで放送されるなど、今後の日本での活動にも注目だ。
続いては、男女混成5人組バンドのBEAUTY HANDSOMEから3人のメンバーがステージに登場。アーコスティック調のやさしいメロディーが特徴の「Love Love Love」など、計4曲を披露した。日本でのステージは初めてというBEAUTY HANDSOME。グループの魅力について「う~ん、僕たちの口から何て言えばいいのかな(笑)ベースが女性っていうことが魅力ですかね(笑)」と、会場を笑わせた。
ボーカルのエディー・チョンは「こんにちは!僕たちは韓国のBEAUTY HANDSOMEです!今日は僕らが考えていたより、たくさんの人が来てくれてうれしいです!今日は僕らの最新アルバムから新しい曲を2曲披露します。後ろのタワレコブースでアルバムも売ってるので、よかったら買ってください(笑)」と、終始ニコニコしながら自身のグループをPRした。最後に、最新アルバムのタイトル曲「君が好きだから」を歌い、「これから僕らのことに関心を持って愛してくれるとうれしいです」と、率直な想いをファンに伝えながらステージを後にした。
ステージラストを飾ったのは、2012年に日本メジャーデビューしたCODE-V。登場を待ちわびていたファンから大歓声があがった。リーダーのサンウとナロは兵役を終え、久しぶりの日本での公演となった。「久しぶりに皆さんの前で歌えて光栄です!」と、リーダーのサンウはうれしそうに話した。「まったく日本語が衰えていないですね」と、MCからも褒めてもらえるほど、流ちょうな日本語でトークした。
先月3月30日に日本の名曲をカバーしたカバーアルバム「Love&Harmony」を発売したCODE-V。今回はその中から「Choo Choo TRAIN」、「しるし」、「遠く 遠く」の3曲を披露。「Choo Choo TRAIN」では、ウシクとナロが肩を抱き合いながら歌い、会場から歓声が上がった。
ナロの「盛り上がってますかー?」という呼びかけに、「イェーイ!」と答えるもののウシクとナロが揃って「声が小さいですね~(笑)もっと行けますよね?」と、再度呼びかけると「イェーイ!!」と、ファンからの返事もパワーアップ。「そうですよね!その調子で行きましょう!」と、会場を盛り上げたまま、ステージ最後に歌ったのは、アルバムの中で唯一のセルフカバー曲「Spring Love」。サビ前の掛け声「桜舞う頃~♪」を、ウシクのリードのもとファンと一緒に練習を行い、本番はバッチリと決まった。爽やかなメロディーとともに、4人の透き通った歌声を会場に響かせた。
新人グループから人気アイドルまでが一堂に会するKCONは、気軽に韓流文化に触れられる貴重な機会でもある。会場には、トッポギやキンパなど韓国の定番グルメが食べられるブースもあり、まるで韓国旅行に来たような気分も味わえる。アーティストブースには各出演アーティストがきて、至近距離で写真撮影することも出来るなど、通常のLIVEでは体験できないことができるのもKCONの最大の見どころだ。来年はどんなアーティストが来日するのか、今から楽しみだ。
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)
■『KCON』とはー
K-POP、K-DRAMA、K-BEAUTY、K-FOODなど韓国の多様な文化を経験することができる K-Cultureコンベンションで、一つの国をテーマに文化、サービス、製品マーケットが結合された最初のコンベンション型フェスティバルとして、2012年アメリカカリフォルニア州で初開催。その後、毎年アメリカで開催し、前年比2倍以上の観覧数を集め続け、高い成長と経済的波及効果を見せています。 本格的に開催地を拡大した2015年は、 4月にさいたまスーパーアリーナで開催した『KCON 2015 Japan』を皮切りに、7月にアメリカ LA, 8月に NY、11月に済州島開催を通じ、韓国国内外観光客を対象に韓流の新しいビジネスモデルを提示。
2014年からは、韓国中小企業庁、大・中小企業協力財団、KOTRAとともに韓国国内有望中小企業を海外招待し、KCON観覧客を対象とした現場マーケティングや広報、KCON開催地バイヤーとのビジネス商談会などを通じて中小企業の海外売り先開拓の実質的な足場を提供しています。自力で海外進出が難しい中小企業の海外進出をはかるグローバル共存活動も行っています。また2016年は3月に中東での初開催後、日本、LA、ニューヨークなどさらにグローバルに K-Culture ファンが韓国の多様な文化を楽しめる機会を提供する予定です。
■開催概要
『KCON 2016 Japan』
開催日:2016年4月9日(土)、10(日) 10:00開場
開催場所:幕張メッセ国際展示ホール5~8ホール(千葉県千葉市美浜区)
4/9(土)BEAT WIN/チェ・ウシク/CLC/CODE-V/HOTSHOT/JJCC/SNUPER/THE 5tion/TRITOPS*
4/10(日)BEAT WIN/CLC/CODE-V/HOTSHOT/JJCC/SNUPER/THE 5tion/TRITOPS*
『KCON 2016 Japan × M COUNTDOWN』
開催日:2016年4月9日(土)、10(日) 18:00開場/19:00開演 予定
開催場所:幕張メッセ国際展示ホール7,8ホール(千葉県千葉市美浜区)
4 月 9 日(土): AOA、キム・ソンギュ(INFINITE)、Lovelyz、MONSTA X、ニコル、N.Flying、WINNER、ZICO
スペシャル MC:ハン・スンヨン、ユナク(超新星)、ソルヒョン(AOA)
M&G 参加アーティスト:12:00~MONSTA X 13:00~ハン・スンヨン、14:00~N.Flying、15:00~ニコル
4 月 10 日(日):2PM、Block B、BOYFRIEND、DAY6、Heize、チョンジン(SHINHWA)、KangNam、TWICE
スペシャル MC:ハン・スンヨン、ユナク(超新星)、ウヨン(2PM)、テギョン(2PM)
M&G 参加アーティスト:12:00~TWICE 13:00~DAY6、14:00~Block B、15:00~BOYFRIIEND
主催:CJ E&M /CJ E&M Japan
企画:Mnet
制作・招聘:Promax
特別協賛:HotelsCombined
協賛:株式会社ファミリーマート/株式会社ファミマ・ドット・コム/株式会社農心ジャパン/スカパーJSAT株式会社/エバラ食品工業株式会社/眞露株式会社
パートナー:韓国中小企業庁/大・中小企業協力財団/KOTRA/CJジャパン株式会社
運営/お問い合わせ:DISK GARAGE 050-5533-0888(平日12:00~19:00)
公式 HP:http://www.kconjapan.com
公式 Twitter @kconjapan
公式 Instagram @KCONJAPAN
■「KCON 2016 Japan × M COUNTDOWN」 放送/配信情報
Mnet Japan(CS 放送)
本放送:(字幕なし) 4月14日(木)午後6:00-
再放送:(字幕なし) 4月16日(土)午後6:00-
(字幕あり) 4月17日(日)深夜11:15-、4月19日(火)午前11:00-
5/1(日)10:00~12:00、5/9(月)25:00~27:00
詳細ページ:http://jp.mnet.com/program/main.m?program_id=1648
Mnet Smart(動画配信サービス)
本放送:4/14(木)18:00~20:30 (字幕なし)
詳細ページ:http://smart.mnet.com/program/1648