「コラム」超新星の4人の3月入隊には3つのメリットがある

超新星2超新星は2月26日と27日に東京・代々木第1体育館でファンミを行なってファンの大歓声を浴びたが、その際にグァンス、ソンモ、ジヒョク、ゴニルの4人が3月に入隊することが明らかになった。
超新星は6人のグループだが、すでに1984年生まれのユナクが兵役を終えており、現在は1986年生まれのソンジェが義務警察のソウル地方警察庁広報団で軍務の代替活動をしていて、5月に兵役を終了することになっている。
3月に入隊することになった4人はみんな1987年生まれ。誕生日を見ると、グァンスが4月22日、ソンモが6月15日、ジヒョクが7月13日、ゴニルが11月5日となっている。
4月から11月まで7カ月の開きがあるが、兵役の場合は、「現在年-出生年」で計算した年齢がその年の1月1日から12月31日まで適用されることになっている。つまり、1987年生まれの4人は、今年の元旦から年末まで1年を通して29歳と認定されるのだ。
29歳というと、兵役延期のリミットと考えていい。それだけに、4人とも今年は絶対に兵役に行かなければならない。
そうなると、バラバラで行くより、みんな一緒に行ったほうがいい。そういう事情があって4人は3月に入隊することになったのだろう。
この3月入隊はメリットが多い。ここでは3つの点を述べておこう。

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1つ目は「同伴入隊」である。兵役中に兵士が孤立して精神的に追い込まれることを防ぐために、友人同士が一緒に入隊して同じ部隊で軍務に励むことが可能となっている。これが「同伴入隊」の制度である。4人がこの制度を使うかどうかはまだ不明だが、同時期に入隊するのであれば大いに活用すればいい。
2つ目は休暇の時期を合わせられることだ。陸軍に入った場合は軍務期間が21か月だが、基本の休暇は入隊6か月後に10日間、入隊12か月後に9日間、入隊18か月後に9日間取ることができる。合計で28日間になるが、同時期に入隊すれば休暇の時期を合わせることが可能だ。そうすれば、超新星の6人が定期的に何日間も一堂に会することができる。その効果ははかりしれないだろう。
3つ目は、3月入隊であれば冬季訓練が1回で済むということだ。
韓国の軍隊は寒い北朝鮮との戦闘を常に想定しているので、冬の極寒訓練をとても重視している。特に、雪の上で何日も過ごして寒さに耐える訓練がかならず行なわれる。これは誰もが「軍隊で一番つらかった」と言うほど過酷な訓練だ。
しかし、3月入隊であれば、来年の11月頃には除隊となるので、真冬の極寒訓練を1回だけ経験することになる。これが6月以降の入隊なら、除隊が再来年の3月以降になって極寒訓練を2年続けて受けなければならない。これはつらい。1年で済ますことができるという意味でも3月入隊は有利なのだ。

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まだ詳細が明らかになっていないので、4人がどういう形態で兵役を履行するのかわからない。陸軍の軍楽隊に入るのか、義務警察に行くのか、あるいは、一般兵として21か月の軍務に就くのか。そのあたりは今後の発表を待ちたいが、4人で同時期に入隊するというのは、とても賢明な選択である。〔韓流スターの兵役情報〕

(文=康 熙奉〔カン・ヒボン〕)
コラム提供:愛してる韓国ドラマ・Kポップ
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2016.03.04