ワールドスター歌手Rain(ピ)の現所属事務所J.TuneエンターテイメントとJYPは29日に資料を通じ、2006-2007年ワールドツアー米国公演中止に責任はないという裁判所の判決によって、訴訟を起こした(株)ウェルメイドスターエムを相手に損害賠償請求などで強力な対応に乗り出すという立場を表明した。
これに先立ち28日、ソウル市中央地裁民事合議41部(裁判長ペ・グァングク部長判事)は公演企画社(株)ウェルメイドスターエムが昨年3月27日にRain(ピ)とJYPエンターテイメントを相手に45億7千万ウォンの賠償を求めた損害賠償請求訴訟で、原告敗訴の判決が下った。
歌手Rain(ピ)の代理人である法務法人ファウのソル・ジヘ弁護士は「2006-2007ワールドツアー米国公演が中止になったのはスターエムと現地プロモーター間の連鎖的な公演版権移転が主な原因」とし「彼らは公演を推進して準備する責任を負っているにもかかわらず、責任を負わず収益だけを得るための寡欲で公演の版権を連鎖的に譲渡した。この過程で忠実な公演準備は後回しになるしかなかった」と説明した。
ソル弁護士はまた「米国公演もスターエムと米国現地プロモーターであるレボリューションエンターテイメント間の公演契約が解約され、米国現地での公演準備自体が不実になったという点が公演中止の原因になった」とし「追って(株)ウェルメイドスターエムを相手に損害賠償請求を含めた法的処置などで強力に対応するもの」と付け加えた。