グループ「BTS(防弾少年団)」が5thフルアルバム「ARIRANG」によって世界の音楽市場を揺るがし、韓国をアメリカ、イギリスに次ぐ世界第3位の音楽輸出国へと押し上げた。
アメリカのエンターテインメントデータ分析企業ルミネイトは15日(現地時間)、「2026年上半期 音楽・テレビ・映画トレンド報告書」を発表した。同報告書は、ストリーミング、アルバム販売、映像視聴、興行収入などのデータをもとに、上半期の世界的なコンテンツ消費の動向を分析した。
ルミネイトの最高経営責任者(CEO)、ロブ・ジョナス氏は報告書の中で、「『BTS』をはじめとするK-POPアーティストは、フィジカルアルバム市場復活の中核的な原動力となった」とし、「こうした成果は国家ブランド価値や音楽輸出の拡大にも貢献し、韓国はアメリカ、イギリスに次ぐ世界第3位の音楽輸出国となった」と評価した。2025年の韓国の音楽輸出規模は、アメリカ、イギリス、カナダに次ぐ世界第4位だった。
さらに「英語圏の音楽を中心とした市場構造は変化しており、その中心には『BTS』やバッド・バニーのようなグローバルアイコンがいる」と分析した。
実際に、「BTS」の5thフルアルバム「ARIRANG」は、3月20日のリリース以降、約3か月間の集計だけでアメリカのCDアルバム販売およびバイナル(LP)アルバム販売チャートで1位を獲得した。アメリカのトップ10アルバムチャートでは4位に入り、タイトル曲「SWIM」はオンデマンド・オーディオストリーミングで9億8700万回を記録し、世界トップ10ソングチャートで6位にランクインした。
ルミネイトは、「BTS」のヒットが音楽市場全体の成長につながったと分析した。アメリカ国内のオンデマンド・オーディオストリーミングは前年同期比4.4%増加し、LP、CD、カセットなどフィジカルアルバムの販売量は7.8%増加した。特に「BTS」の「ARIRANG」はアメリカでCDとLPの販売を同時にけん引し、K-POPの世界的な影響力を改めて証明した。
上半期のアメリカCD販売枚数トップ10では、「ARIRANG」をはじめ、「ENHYPEN」の「THE SIN : VANISH」が2位、「ATEEZ」の「GOLDEN HOUR : Part.4」が3位、「GOLDEN HOUR : Part.5」が4位、「CORTIS」の「GREEN GREEN」が5位、「Stray Kids」の「DO IT」が6位、「TOMORROW X TOGETHER」の「SEVENTH YEAR: When the Wind Stopped Briefly in the Thorn Bush」が7位となった。
実際に、「BTS」の成功はK-POP市場全体の成長にもつながった。韓国関税庁の輸出入貿易統計によると、今年上半期のアルバム輸出額(HSコード8523.49.1040、通関日基準)は2億5747万ドル(約381億円)となり、前年同期比125%増加し、上半期として過去最高を記録した。輸出先では、アメリカが日本を抜いて1位となるなど、K-POPの世界的な影響力はさらに拡大した。続いてドイツ、台湾、香港、オランダ、イギリス、フランス、ポーランドが輸出先トップ10に名を連ねた。
フィジカルアルバム市場も回復傾向を見せた。今年上半期のサークルチャート基準による累計アルバム販売枚数は約5500万枚で、前年同期より約1100万枚増加した。これは年間1億枚を突破した2023年上半期と比べても約70万枚少ない水準であり、下半期もこの成長が続けば、3年ぶりに年間1億枚販売を再び達成する可能性も示されている。








