「もっと叱ってほしい」…“大君夫人”放送終了日に涙を流した…IU(アイユー)の本音

IUの本音は?

歌手で女優のIU(アイユー)が、「21世紀の大君夫人」放送終了日、タイミング悪く涙を見せてしまった。

去る16日、MBC「21世紀の大君夫人」が放送を終了した。高い話題性と視聴率の中で幕を閉じたが、最後まで付きまとったのは、すっきりしない論争だった。主演俳優たちの演技力不足の指摘からリアリティーのなさ、繰り返される刺激的な展開、そして歴史歪曲論争まで、作品を取り囲む雑音は、最終回直前まで続いた。

特に、王室の礼儀作法や象徴体系をめぐる誤りは、単純な設定ミスに留まらず、敏感な歴史認識問題に発展し、視聴者たちの反発を呼んだ。結局、制作陣も「細心に配慮することができなかった」と、公式謝罪文を発表し、再放送およびVOD、OTTサービスで一部のオーディオと字幕を修正すると明らかにした。

同日、IUはドラマ最終回の団体観覧現場で涙を見せた。もちろん、彼女の涙がドラマ論争のせいだと断定することはできない。しかし放送終了当日、続く彼女の発言は多くの意味で妙だった。

IUはファンたちの前で、「皆さんを少しでも失望させたり、不十分な姿をお見せしてしまうのは、本当に私の誤ち。最近、たくさん考えている。本当に私がもっと、しっかりしていれば良かった」と明かした。

そうして、「皆さんがおっしゃる話には、すべて理由があって、受け入れなければならない言葉」とし、「足りない部分があれば、もっと叱って、厳しくしてほしい」と付け加えた。そして、ファンたちに向かって、90度に頭を下げてあいさつし、遂には目頭を赤らめた。

俳優として、作品のすべての責任を1人で担うことはできない。ドラマは数多くの制作スタッフや作家、演出、システムが一緒に作る結果物だ。それにもかかわらず、IUは最後の瞬間まで、批判を避けるより正面から受け入れる態度を選んだ。

実際にドラマと関連した最近の論争は、単純な好き嫌いレベルではなかった。“万歳”に代わり“千歳”と叫ぶ即位式、皇帝国としての地位に見合わない冕冠(べんかん)の設定、王の死を表現するぎこちない用語使用などは、「なぜ敢えて韓国王室の位階を下げる方向に描いたのか」という批判に繋がった。制作陣は、ひと足遅れて謝罪したが、期待の中で始まり、失望を残した作品として汚名を残した。

結局、同ドラマは高い話題性にも関わらず、完成度と歴史認識、および歪曲議論という宿題を残したまま退場することになった。

 

WOW!Korea提供

2026.05.18