今年1月のソウル公演を皮切りにスタートした「2026 MONSTA X WORLD TOUR 『THE X:NEXUS』 」の日本公演が開催された。アジア各国を熱狂させてきた今回のワールドツアーは、4月28日、29日に千葉のLaLa arena TOKYO-BAY、5月3日、4日に大阪のおおきにアリーナ舞洲にて、計4公演が行われた。昨年デビュー10周年を迎え、さらに深みを増したMONSTA Xが日本のステージで見せた圧倒的なパフォーマンス。ここでは4月29日の千葉公演の模様をリポートする。

会場の巨大スクリーンに「NEXUS」の文字が浮かび上がると、白のジャケットを纏ったメンバーが登場。「DRAMARAMA」で幕を開けると、待ちわびた客席から大きな歓声が上がる。「Love Killa」「Rush Hour」と立て続けにタイトル曲を披露し、序盤から銀テープや紙吹雪が舞う演出に、否が応にも期待が高まる。ステージ上で革ジャンに着替えると「LONE RANGER」「Catch Me Now」といったエネルギッシュな曲で会場を震わせた。
激しいパフォーマンスから一転、MCでは「こんにちは!皆さんお元気ですか?」と日本語で挨拶。キヒョンが「可愛いだけじゃダメですか?」と流行語を引用すると、メンバーからすかさず「だめよ」とツッコミが入るなど、茶目っ気たっぷりの素顔が弾ける。ショヌが「去年のデビュー10周年公演『CONNECT X』以来 、8カ月ぶりにこうして日本に戻ってきました。ただいま」と呼びかけると、客席からは「おかえり」と大きな返事が響き渡った。ドレスコードのピンクの服を着た大勢のモンべべ(ファン)を見渡し、ジュホンが「まるで花畑にいるみたい」と、メンバーが順に愛嬌を見せる場面もあり、楽しいトークに客席が沸いた。

「ここからはちょっとセクシーなステージを見せたい」というヒョンウォンの言葉通り、大人の色気が漂うセクションへ。白いシャツ姿で「MIDDLE OF THE NIGHT」をしっとり歌い、「AND」の切ないメロディーにのせて美しいボーカルを披露するメンバーたち。青や紫のレーザーが幻想的に交錯し、ドラマチックにステージを彩る。さらに昨年韓国でリリースされたミニアルバム『THE X』から「Do What I Want」「N the Front」「Tuscan Leather」を続けて披露し、強烈なビートを刻む中毒性のある楽曲で観客を魅了した。
メンバーそれぞれの個性が際立つソロステージでは、多彩な音楽性を見せつけた。ショヌは「Around & Go」をバックダンサーと共に踊り、大人の色香と力強さで観客を惹きつける。続くキヒョンは「Howling」でパワフルかつエモーショナルな歌声を響かせた。
ヒョンウォンが「NO AIR」で息をのむほどセクシーなダンスを見せれば、ミニョクは一転、ギターを弾きながら「Reaching」を爽やかに歌い上げ、会場を清涼感あふれる空気で満たす。締めくくりはジュホンの圧巻のパフォーマンスだ。最新ソロミニアルバム「光:INSANITY」から「STING」と「하늘에 머리가 닿을 때까지(Touch the sky)」で強烈なラップを叩き込みエネルギーを爆発させると、客席のペンライトと照明で真っ赤に染まった会場の熱量は最高潮に達した。
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