「取材レポ」 P1Harmonyファンミーティング 熱狂と笑顔が交差した魅力全開ステージ

4月4日、パシフィコ横浜国立大ホールにて、P1Harmonyの2年ぶりとなる日本でのファンミーティング「P1Harmony 2026 FANMEETING IN JAPAN -DANCING QUEEN-」が開催された。

この日の昼公演では開演時間が過ぎると、暗転した場内に透明感と煌めきが共存するサウンドが広がる。やがて高揚感を煽るバウンシーなシンセとともにステージが明るくなり、浮かび上がるメンバーの姿に、会場は大歓声に包まれた。
“君の運命の人になりたい”というロマンチックな想いが込められた「L.O.Y.L」で幕を開けると、続く「UNIQUE」へ。重低音の効いたビートが響く中、イントロではメンバー同士がダップを交わし、仲間の絆を表現。楽曲に込められた“共にいれば恐れることはない”というメッセージを、力強く刻まれるパーカッシブなサウンドに乗せて緩急あるグルーヴで魅せる。会場もメンバーのパッションに呼応するように、ペンライトが大きく揺れ、観客の歓声も一層熱を帯びていった。

熱気に包まれた会場で2曲を歌い終えたメンバーが呼吸を整える中、リーダーのKEEHOが「皆さん、会いに来ました!」と日本語で呼びかけると、ひときわ大きな歓声が上がった。続いてメンバーが一人ずつあいさつしていく。
THEOは「みなさんこんにちは! 日本でのファンミーティングは2年ぶりですね。一緒に楽しい時間を過ごしましょう」と元気よくあいさつし、JONGSEOBは「大きい会場でできて本当にうれしいです。いつもみなさんのおかげです。ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝える。
INTAKは「今日はまた違う魅力が見られると思います!」と期待を高め、JIUNGは「会いたかったんだよね。来てくれてありがとうございます。最後まで一緒に楽しみましょう!」と会場のテンションをさらに引き上げた。

SOULは「日本に来られてよかったです。P1ece(ファン名)に負けないくらい僕たちも楽しむので一緒に楽しんでいきましょう」と呼びかける。続いてKEEHOが「みなさんこんにちは、キャプテンでイケメン担当のKEEHOです!」とビシっと決めて会場は大いに盛り上がるも、後に続く言葉が「来てクテテ・・・」と噛んでしまい、笑いを誘う展開に。SOULに日本語を訂正されると、改めて「来てくれてありがとうございます。楽しんでいきましょう」と言い直し、温かい空気の中で会場をさらに和ませた。

続く「DUH!」では、「Who’s that? It’s me」と呼びかけるとファンが「DUH!」と応えてからスタート。重厚なドラムと力みすぎないフロウ、レイドバックしたボーカルが際立つ中、肩の力を抜いたまま自信をまとったパフォーマンスを展開。 “当然だろ?”と言わんばかりに「♪ It’s me」に合わせて親指を頬に添え、クールさと遊び心を感じさせる仕草で会場を大いに沸かせた。
続く「Pretty Boy」では一転して、アフロビート特有のしなやかなリズムと重低音が絡み合い、空気はより艶やかに。セクシーなボーカルが色気を漂わせる中、「♪ Pretty Pretty」と歌うフレーズに合わせて人差し指を頬に添える仕草を見せ、可愛らしさとセクシーさが同時に弾ける瞬間に、観客の歓声も一段と大きくなり、ファンの掛け声にも熱がこもった。
KEEHOは「みなさんと飛び跳ねて遊べる時が一番楽しいと思います」と語り、「そろそろ最後のブロックに・・・」と切り出すと、会場からは名残り惜しむような「えー!」の声が響く。しかしSOULが「大丈夫です。今日はこれで終わりじゃないんで。ゲームとか色々あるので」と期待をつなぐと、JONGSEOBが「みなさん、準備はできましたか?」と呼びかける。ファンが「Yeah!」と応えるも、「いやいや」とまだ足りない様子を見せ、THEOが「準備できましたか!」と大きな声で煽ると、会場は一層大きな歓声で応えた。そして、「OK Let’s go」の掛け声とともに「JUMP」がスタート。ファンの完璧なコールが響き渡る中、“この瞬間を楽しみながら、もっと高く跳ぼう”というメッセージが会場全体に広がり、ファンもジャンプしながら一体となって盛り上がっていく。
その熱量を保ったまま続く「Dancing Queen」では、ギターの軽やかに刻むリズムと空へと抜けていくような広がりあるサウンドが行き来し、幻想的でありながら心地良い開放感を描き出す。メンバーも伸びやかで開放的な歌声を響かせながら、心から楽しむ様子でパフォーマンスを繰り広げ、会場全体をエネルギーで満たした。
メンバーがステージを去った後、ステージにマイクスタンドが2本セットされる。そこへ学ラン姿のTHEOとSOULが登場すると、客席からは驚きと歓声が一斉に広がった。背後には桜が映し出され、2人は優里の「ガリレオは恋をする」を披露。SOULの胸元には本名の「白翔太」、THEOには「チェ・テヤン」とカタカナで記された名札が付けられ、日本の学園ドラマを思わせる演出で観客を引き込む。力強さの中に温かみを感じさせる歌声で丁寧に歌い上げ、サプライズならではの特別なステージで会場を魅了した。

最高のステージを見せたあとは、司会者の古家正亨を迎え、トーク&ゲームコーナーへ。古家がメンバーを呼び込むと、まずはJIUNGとJONGSEOBの2人が登場する。JIUNGが「残りは遅くなっちゃった!」と日本語で可愛く説明し、会場を和ませると、他のメンバーを待つ間、ファンミーティング開催の感想を聞かれる。そしてJIUNGが話している最中に、ステージの端っこでINTAKがぽつんと立っている姿にファンも反応。「こんにちは。着替えに時間がかかってしまいました」と申し訳なさそうにステージ中央に移動すると、その後「すみませーん、すみませーん」とKEEHOも合流し、その明るいテンションに会場には笑顔が広がる。

KEEHO

SOUL

ライブステージとは打って変わって、パステルカラーのカーディガンなど柔らかな衣装に身を包んだメンバーたち。古家から「普段より柔らかい感じがする」と言われると、JIUNGは「きょうはなんか、優しい男、メロい、もってる」と日本語で表現しながら、片足を後ろに引き、優雅な所作で“優しいポーズ”を披露。JIUNG命名のこのポーズに、会場からは「かわいい」という声があちこちから上がった。
そしてスペシャルステージを終えたTHEOとSOULも合流。THEOとSOULのスペシャルステージについて、SOULは「もともとこの曲をカバーさせてもらっていて、それを聴いたTHEOもやってみたいと言っていたので」と説明。THEOも「以前、翔太(SOUL)がカバーしていたのですが、すごく良いなと思ってこの機会にデュオでやりたいと思って準備しました」と経緯を語った。

6人全員が揃ったところで、最初のコーナーは「ウォーミングアップクイズ」。A・Bの2択でファンが当てるという内容で、メンバーと同じ答えを選び続け、最後まで残ったファンにはサイン入りグッズが当たるプレゼントも用意された。
最初の質問は「ライブ前は“A:緊張する”、“B:テンションが上がる”」。この問いには、KEEHOを除くメンバー全員がBと回答。KEEHOは「今は大丈夫ですが、もともとはステージに上がる前に緊張して体が硬直してしまうタイプで、公演が終わるころにテンションが上がります」と明かした。会場もBを選ぶ人が多く、ここでは大きな脱落は見られなかった。
続く「イタズラするなら“A:計画型”、“B:即興型”」の質問では、会場がざわつくほどの難題で、JIUNGも「これは考える時間が欲しいです」と悩む様子を見せる。結果はメンバー全員がBを選択。SOULは「メンバーと一緒の時は“こうしよう”ってなるけど、一人でいる時は適当に・・・(即興で)」と語り、即興型であることを明かした。そんな中、THEOのマイペースな一面も垣間見える。A・Bの札すら持たない場面もあり、古家から「もうゲームの中身わかるよね?」と声をかけられるが、THEOは「大丈夫」とどこか独特な間合いを見せ、そのテンポ感に会場は思わず笑顔に包まれた。

JIUNG

JONGSEOB

続いて「グループチャットでは、“A:よく発言するほう”、“B:見るだけ”という質問に、JONGSEOB以外はBと回答。Aを選んだJONGSEOBは「もともとたくさん発言するほうではないのですが、メンバーの中ではあえて言うなら僕が一番多いと思います」と語る。誰かが面白い映像を共有しても、反応するのはJONSEOBだけと言うエピソードも明かされ、会場の笑いを誘った。
「急に音楽が流れたら、“A:すぐに踊る”、“B:3秒考える”」という質問では、Aと答えたメンバーが突然流れた音楽に合わせてダンスを披露。そんな中、THEOは椅子に座ったまま「僕は3秒考えるんじゃなくて、3分くらいかかると思ってください」とコメントし、マイペースぶりで会場を和ませた。
最後に、「これからもっと見せたいのは?」という質問に“A:新しいコンセプト”、“B:成長した姿”の2択が用意され、Bを選んだJIUNGは「成長した姿こそ、新しい僕たちの姿じゃないかなと思います」と日本語で語り、これからの歩みに対する前向きな思いを示した。

「CROWN MOMENTS〜王冠を輝かせた瞬間〜」というコーナーでは、デビューから現在までの軌跡を振り返る時間へ。その前に、音楽番組1位獲得や9thミニアルバム『UNIQUE』がビルボード200で4位を記録したことなど、世界的な快挙が紹介された。SOULは「ネットにあがっているのを見て、本当かなと思ったけど、“すごい!おー”ってなりました」と率直な思いを明かし、INTAKは「2020年以降にデビューした男性グループのうち、ビルボード200のトップ10に入ったのが7組だと知って、これは本当に素晴らしい記録だなと思いました」と語る。会場からは大きな拍手が送られ、「ありがとうございます。これからも頑張ります」と力強く応えた。
そして、いよいよ写真を見ながら振り返るコーナーへ。昼公演では、“お兄さんメンバー”3人が取り上げられた。

NTAK

THEO

まずはKEEHO。デビュー当時から現在までの写真が並べられると、KEEHOは「顔は同じだけど、大人になった気がします」としみじみ語る。KEEHOの写真についてコメントを求められたTHEOは「ほぼみんな同じですね。ちょっとダサいのがあるけど・・・僕の口からは言えませんが」と濁し、会場の笑いを誘った。
続いてTHEOの写真では、ほぼ全てが左頬を見せた同じ角度のカットであることが明らかに。古家から「この角度が好きなの?」と問われると、「はい」とにっこり。その素直すぎるリアクションに、会場はさらに沸き上がった。
最後はJIUNG。写真が映し出されるや否や、「EXの時はしんどそうに見える」「緑色の髪がカエルみたい」「この写真の中で知らない人がいる」など、メンバーから次々とツッコミが飛び交う。それでもJIUNGは「カエル好き」とポジティブに受け止めつつ、好きな写真を聞かれると「僕はBack Downの銀髪が好きです」と答え、ファンからは共感の拍手が送られた。

(2ページに続く)

2026.04.16