ジェジュン&ジコ&パク・ジェボム、…アイドル出身プロデューサーがヒットアイドルを育てる



音楽番組1位から受賞まで…アイドル出身プロデューサーの相次ぐ成果

アイドル出身プロデューサーの代表的な成功例は、「Block B」出身のジコだ。ジコはKOZエンターテインメントを設立し、2023年にローンチしたボーイグループ「Boy Next Door」を大衆音楽授賞式で大賞を受賞するトップクラスのアイドルに成長させた。この功績が認められ、ジコは「2025 Melon Music Awards」で「ベストプロデューサー」のトロフィーを獲得し、プロデューサーとしての地位を確固たるものにした。

「東方神起」と「JYJ」を経たジェジュンも、INCODEエンターテインメントの代表として制作側での存在感を高めている。彼が2024年にデビューさせたガールズグループ「Say My Name」は、1月に音楽番組で初の1位を記録し、成長の手応えを示した。デビュー初のアジアツアーファンコンサートも成功させ、ファンダム拡大の段階に入った。INCODEエンターテインメントは、今年上半期にボーイグループ2組のデビューを確定し、制作ラインナップの拡大に乗り出している。そのうち5人組で構成した「KIVIUP」は、来月8日にデビュー日を決定した。



前年度、INCODEエンターテインメントは「Stick Ventures、CJインベストメント、SLインベストメント、未来アセットベンチャー投資などとのクラブディールで120億ウォン(約12億5000万円)規模の投資契約を締結した」と発表し、「これを基盤に、今後K-POPとKカルチャーを牽引するグローバル総合エンターテインメント企業へ成長する」と述べた。

「2PM」出身パク・ジェボムがプロデュースした「LONGSHOT」も、グローバル市場を中心に急速に存在感を広げている。「LONGSHOT」が1月にリリースしたデビューアルバム「SHOT CALLERS」は、リリースから約2か月でSpotify累計ストリーミング1億回を突破した。そのうち月間リスナー数は590万人を記録し、グローバルリスナーの形成に成功したと評価されている。

メンバーは「代表から聞いた最も印象的なアドバイスは、感謝の思いと誠実さを失わないこと」と語り、プロデューサーとしてのパク・ジェボムの哲学がチームのアイデンティティ形成にも影響を与えていることを強調した。

ファンダムと市場を読む感覚に長け…制作人材拡大への期待

アイドル出身プロデューサーの活躍は、K-POP業界の制作パラダイムの変化を示す兆しと見られる。ステージ、ファンダム、市場の流れを理解する感覚が音楽のプロデュースに強みとして作用すると評価されており、制作人材の拡大やコンテンツの質的向上につながることが期待されている。

歌手出身のプロデューサーは過去にも存在したが、現役アーティストがプロデューサーも兼任しながら成果を出すケースが増えている点が最近の特徴だ。

あるアイドル事務所関係者は、「現在台頭しているアイドル出身プロデューサーは、海外活動経験も豊富で、急速に変化するグローバルトレンドに対応する点でも有利だ」と述べ、「K-POPのファンダム拡大でアイドル活動の寿命が延びたこともあり、プロデューサー活動を兼ねる人々が制作側に立ち成果を出す流れは、今後さらに拡大するだろう」と予測した。

2026.03.09