「インタビュー」① キム・ジュンス、挑戦を歓声に変えた17年目の進化…自分だけの“ビートルジュース”完成

さらに、「不安の声があるほど、むしろ突破したくなる性格です」と笑顔を見せる。「『ドラキュラ』も、本来は40代以上の重厚な俳優が似合う役と言われましたが、自分なりの解釈で演じ切りました。『エリザベート』のトート役では、世界で初めて踊るトートを演じましたが、今では踊るトートが一つのスタンダードになっています。自分なりに枠を広げてきたという自負があります」と自信をにじませた。

「ビートルジュース」でも、その姿勢は変わらない。

「よりコミカルで愛らしいイメージを築くことで、年齢にとらわれず、若い俳優や同世代の俳優たちも挑戦できる役へと広げられたのではないかと思います」と語り、自身の挑戦が次世代への可能性につながることにも言及した。

また、複数回観劇するファンや遠方から足を運ぶ観客のため、毎公演異なるアドリブを披露しているという。


「ファンサービスの一環として、毎回ネタを変えています。きのうときょうが違ったのに、あす同じことをしたら残念に思う方もいるでしょうし、何度も観に来てくださる方もいます。たとえ1シーンでも違うものをお見せしたい。その小さな積み重ねが、舞台の楽しさにつながればうれしいです」と、観客への感謝と誠意をにじませた。

挑戦を恐れず、自ら道を切り開いてきたキム・ジュンス。
「ビートルジュース」は、彼のキャリアにおける新たな“突破”の象徴となった。

ミュージカル「ビートルジュース」は、LGアートセンター・ソウル LG SIGNATUREホールで3月22日まで上演される。

(インタビュー②に続く)

2026.02.25