“大麻吸引容疑” E-Sensが懇願 「もう一度だけ、機会がほしい」

“大麻吸引容疑” E-Sensが懇願 「もう一度だけ、機会がほしい」

大麻吸引容疑で拘束起訴された韓国ヒップホップデュオ「Supreme Team」のラッパー、E-Sens(本名:カン・ミンホ、28)が、控訴審の法廷に立ち「もう一度だけ機会をいただけたら、新たな人間になれるよう最善を尽くして生きていく」と善処を訴えた。

検察側は、E-Sensに対して1審と同様に、懲役1年6か月の実刑宣告を要請した。

ソウル高裁で10日おこなわれたE-Sensに対する控訴審結審公判で、検察側は「同種の罪で(検察の)捜査を受けていながらも、大麻を吸引した。厳正な処罰が必要である」とし、E-Sensに対して1審と同様に懲役1年6か月を維持してほしい」と要請した。

これに対してE-Sensは「僕が犯した罪により、他の人々が被害を受けている」とし、「機会を与えてくだされば、信じてくださる方々、同僚、家族と自らのために、いままでとは違う人生を生きるために最善の努力をしていく。誠実な態度で生きていく」と話し、善処を求めた。

また、「大麻をやめることができるのか」という質問にE-Sensは「本当にやめることができる。二度と近くにも行かない。愚かで無責任な行動だった」と答えた。

この日E-Sensは、弁護側の被告人尋問にて、不遇な家庭環境や強迫神経症(強迫性障害)などで精神科治療を受けている事実を言及しながら、善処を訴えた。

一方、E-Sensはソウル市内の駐車場に止めた自身の車で、昨年9月からことし3月まで計3回にわたり大麻を吸引した容疑で起訴された。

E-Sensは2012年にも大麻吸引容疑で起訴され、法廷で懲役1年2か月、執行猶予2年が言い渡されていた。

なお、E-Sensに対する控訴審宣告は来る26日午後に進行される。

WOW!korea提供

2015.11.10