
「第4次恋愛革命~出会いはエラー:恋はアップデート~」は、設定が面白いです。モデル科と工学科が統合するというムチャクチャなことが起きてしまうキャンパスが舞台となります。物語では多種多様な若者が登場して、それぞれの関係性や恋愛模様が描かれる魅力的な作品です。 カン・ミンハクは、恋愛番組への出演を機にインフルエンサーになった優しくて根が真面目な人物です。一方で、頭の中もピュアで単純なので環境保護をモットーにしているのですが、知識不足で大事な観点が抜けていたりしますし、ド天然な行動をとる一方でヨンサンや周囲の人たちの固定概念を壊す力も持っています。そんなギャップのある魅力に溢れた人物です。
Q2. 本作に出演を決めた理由は?
ストーリーが斬新でした。よくあるロマンチックコメディーの台本とはひと味違う感じがして面白かったですね。そして何より監督と会って話をしてみて、面白くなると確信しました。それが一番の決め手になったと思います。 キャラクターの面では、楽しく演技ができそうな役だと思いました。モデル科と工学科が合体するような物語なんて普通に考えたらあり得ないじゃないですか。それを現実化したうえに、登場人物に多様性がある。論理派で完璧主義のヨンサンとその正反対のタイプのミンハクが恋に落ちますし、多様な背景や恋愛観を持つ人々の物語も盛り込まれている。こんなロマンチックコメディは初めて見ました。
Q3. 本作の脚本を読んだときの感想
最初は“キャラクターが面白いな”、“演じたらうまくできそう”と思いました。ひとまず監督の話を聞きたかったので、お会いして話してみて確信を持てたので最終的にやろうと決めました。
Q4. 本作の注目ポイントは?
多様な登場人物の関係性に注目して頂きたいです。ミンハクとヨンサンの関係性もその1つです。完璧で論理的なヨンサンのアルゴリズムに欠陥があるとしたら、それは恋愛感情だと思います。ミンハクは、とても自然にそこに入り込んでいくのでヨンサンの心は揺さぶられるんです。そうやって影響を及ぼし合うヨンサンとミンハクの関係を見ていただければと思います。それから、ミンハクと腹違いの兄のジェハクの関係もコメディー的要素があって面白いです。ジェハクはミンハクを利用して儲けようとしますが、実はそれにミンハクも気付いているのでコミカルな中にある緊張感にも注目して頂きたいです。
Q5. カン・ミンハクの魅力は?
かなり変なことを言ったり変な行動をするけど憎めないところ。なぜなら真面目に頑張る人だからです。友達の役に立とうとするし環境保護にも熱心。でも常に何かが欠けていて本人の思いどおりにならない。だからもどかしいけど憎めない可愛い存在なのではないかと考えています。そして、後半へ行くほどミンハクの行動も変わって来ます。ネタバレになるので話せませんが、みんなの予想と異なる行動を取る姿はとても魅力的に映ります。
Q6. キム・ヨハンさんとカン・ミンハクの似ているところ、違うところは?
性格は、ミンハクほどじゃないけど明るいかな。特に友達といる時は明るくいたいですし、実際にそうですね。あと、意外とミンハクのように洞察力があります。ただミンハクほど変なこと(?)は言わないかと!台本を読みながら「ミンハク…、普通はこんなこと言わないよ…?」と思ったこともありましたので(笑)。その部分はミンハクと違いますね。
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