「インタビュー」ファン・ボルムビョル、「ヨンサンの魅力は一見完璧でも、内面は誰よりも不完全」…「第4次恋愛革命 ~出会いはエラー:恋はアップデート~」について語る

韓国ドラマ「第4次恋愛革命 ~出会いはエラー:恋はアップデート~」の主演キャストであるファン・ボルムビョルのオフィシャルインタビューが到着した。

Q1.「第4次恋愛革命」はどんなドラマですか?配役のチュ・ヨンサンというキャラクターについても簡単にご紹介お願いします。
突発的な大学の学科統合により、工学科とモデル科が同じ学部になることで巻き起こる大胆で奔放な青春ロマンスを描いたドラマです。
名前の通り「ヨンサン」は世の中のあらゆる問題を公式(ロジック)で解きたい人物です。感情より論理を優先し、世界も数式のように整理できると信じています。そんなヨンサンが「ミンハク」と出会うことで、初めて計算不可能な感情という変数を経験することになります。

Q2.本作に出演を決めた理由は?
ユン・ソンホ監督の予測不可能なコメディーセンスが私の好みにぴったりでした。だから最初から最後まで台本を読むのが楽しくて面白く、そして魅力的に描かれたヨンサンをぜひ演じきってみたいと思いました。

Q3.本作の脚本を読んだときの感想
最初の感情は「新鮮だ」でした。ヨンサンという人物に引かれました。勉強は完璧だが恋愛には不器用な人物が、自分とは正反対のミンハクと出会い衝突し、やがて互いに惹かれていく過程が興味深かったです。また、周囲の登場人物たちも皆個性が際立っていて、異なる形で青春の葛藤や成長を描いている点が魅力的でした。

Q4.「第4次恋愛革命」の注目ポイントは?
「特別でないキャラクターが一人もいない」という点です。それぞれの個性がはっきりしているので、誰を追いかけても物語が興味深いです。

Q5.チュ・ヨンサンの魅力は?
一見完璧でも、内面は誰よりも不完全だという点です。理性的に振る舞うけれど、実は愛されたい人。その矛盾が人間的で愛おしいのです。

Q6.ファン・ボルムビョルさんとチュ・ヨンサンの似ているところ、違うところは?
私も感情をすぐに表に出すより、一度考える方です。でも私はヨンサンよりずっと正直で、心が動いたら表現するタイプです。

Q7.チュ・ヨンサンを演じながら、特に意識したり、努力した部分は?
理工系の学生らしさを表現するために、姿勢や仕草といった細かな部分にもこだわりました。撮影中は、猫背気味の姿勢や少し丸まった肩を意識していました。そうした小さな癖にも、その人らしさが表れると思ったからです。

Q8.チュ・ヨンサンというキャラクターが、ファン・ボルムビョルさんにとって新しい挑戦だった部分はありましたか?
今回の作品はリズム感のあるコメディー要素と感情の振幅が大きい台詞が多く、本当に新しい挑戦でした。短い呼吸でやり取りする場面が多いため、言葉のスピードとタイミングを一つの音楽のように感じながら演じなければなりませんでした。また台詞の量が多いため「これを全て自分の言葉のようにしなければならない」というプレッシャーもありましたが、その過程が本当に楽しかったです。リズム感の中で感情が爆発する時のスリルがあったと言えるでしょうか。

Q9.ユン・ソンホ監督からは、本作やチュ・ヨンサンについてどんなお話がありましたか?
監督から本当にたくさんの話を聞きました。(笑)最初は方向性が豊かすぎてむしろ混乱しましたが、その中で一つの言葉が長く心に残りました。「ヨンサンは感情を学んでいくAIのような存在だ。」この言葉を聞いてから、ヨンサンの内面が一瞬で描けました。感情を理解しようと努力する人物の質感が一層鮮明になったのです。

Q10.キム・ヨハンさんとの2度目の共演をした感想は?印象的なエピソードがあれば教えてください。
ヨハンさんとは「学校2021」で少しだけご一緒しました。今回再会できてうれしく、お互いの成長を感じて胸が熱くなりました。ヨハンさんは現場でいつも雰囲気を明るくしてくれる方です。一緒にいるシーンでは笑いをこらえるのに苦労しましたが、そのおかげで撮影現場はいつも和やかでした。本当にありがたい共演者です。

Q11.自分が考えるカン・ミンハクの魅力は?
表向きはふざけているように見えても、その中には確かな真心がある人です。本当の愛を知っている人物だと思います。

Q12.大学でのチュ・ヨンサンとカン・ミンハクの出会いは最悪でしたが、次第に心を開いて相手を意識するようになりますが、どのような点が2人を近づけたのでしょうか?
最初は本当に合わない人だと思いました。でも何度もぶつかるうちに、ある瞬間お互いの本当の気持ちが見えた気がしました。ミンハクはヨンサンにはない純粋さからくる明るさと自由さを持っていて、ヨンサンはそんなミンハクに安心感を覚えるのです。お互いの違いがむしろ引かれる理由になったようです。

(2ページに続く)

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2025.12.23