※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
パク・ソジュンが、切なくも甘いロマンスを携えて視聴者の前に帰ってきた。
12月6日に初放送されたJTBC新土日ドラマ「明日はきっと」(脚本ユ・ヨンア/演出イム・ヒョヌク/制作SLL・アイエン)で主人公イ・ギョンドを演じるパク・ソジュンは、深いときめきと繊細な感情の揺れを表現し、初回から強い存在感を放った。
「明日はきっと」は、二度の交際の末に別れたイ・ギョンドとソ・ジウ(ウォン・ジアン)が、“不倫スキャンダルを報じた記者”と“スキャンダルの当事者の妻”として再会し、そこから展開していく物語だ。
パク・ソジュンは、初恋に胸をときめかせる20代の純粋さから、落ち着きと大人の余裕がにじむ30代の姿までを自然体で演じ分け、冒頭から視聴者の心を揺さぶった。特に地下鉄ホームのシーンでは、ギョンドがジウに詩を読んであげたあと、目を合わせた瞬間の微かな震えや高鳴りを繊細に描写。初々しくも優しいイ・ギョンドの雰囲気を鮮烈に刻み込み、物語への没入感を高めた。

30代となったギョンドの姿もまた印象的だ。ドンウン日報の芸能部次長として登場するパク・ソジュンは、端正なスーツ姿と眼鏡、落ち着いた佇まい、成熟した空気感をまとい、イ・ギョンドの成長を説得力たっぷりに表現。さらに初恋のジウと再会した場面では、ときめきと苦さが交錯する複雑な感情を丁寧に描き出し、キャラクターに奥行きを与えた。
ラストシーンでは、押し込めていた感情を爆発させるイ・ギョンドの姿を圧倒的な熱量で演じ、視聴者をさらに引き込んだ。「葬式で会おう。お前が死ぬか、俺が死ぬか」と語る傷ついたようなまなざしと震える声は、ギョンドの混乱と葛藤をそのまま伝え、強烈な余韻を残した。
JTBC新ドラマ「明日はきっと」は、毎週土曜よる10時40分、日曜よる10時30分より放送される。









