≪韓国ドラマNOW≫「テプン商事」11話イ・ジュノ(2PM)×キム・ミナ、仕事と恋の境界線が揺れる「愛しています、片思いです」=視聴率8.5%、あらすじ・ネタバレ

※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています

イ・ジュノ(2PM)が距離を置くキム・ミナに、ついに想いを告げた。

15日に放送された「テプン商事」(演出:イ・ナジョン/キム・ドンフィ、脚本:チャン・ヒョン)第11話は、全国平均視聴率8.5%、最高9.8%、首都圏平均8.7%、最高9.8%を記録し、地上波を含む全チャンネル同時間帯1位を獲得した。

安定的で信頼でき、さらに利益も望める事業を探していたカン・テプン(イ・ジュノ)は“国の仕事”に目を向け、「調達庁 国際協力団」が進める「希望の草原」プロジェクトを知る。これはアフリカ地域に学校や病院を建設するため、政府が支援物資を送る事業だ。しかし主要物品はすでに大企業が押さえており、残されていたのは国内生産工場すらない“手術用手袋”のみ。公共事業の経験も、保証金を用意する資本もないテプン商事を救えるのは、実務経験を持つ元経営部理事のク・ミョングァン(キム・ソンイル)だけだった。

だがミョングァンは誤った道に迷い込んでいた。退社後、物事が思うように進まなかった彼は、Y2K終末論を掲げる怪しい集団に心酔。テプンとオ・ミソン(キム・ミナ)は街でチラシを配る彼を追いかけ説得したものの、「サタン」呼ばわりされて追い返されてしまう。さらに調達庁から“入札参加不可”の正式文書が届き、状況は絶望的に。


そのとき、ミョングァンが再び救いの手を差し伸べた。公務員の性質を熟知する彼は、不明確な参加資格や中小企業差別といった手続き上の問題を理由に“異議申請”をするよう助言。これにより、調達庁のチャ・ジュサ(チョン・スヨン)は、聞いたこともないテプン商事の入札参加を許可せざるを得なくなった。

しかし調達庁に出向いたテプンは、「ピョサンソン」社のピョ・ヒョンジュン(ム・ジンソン)と遭遇。テプンを必ず倒したいヒョンジュンは品目を同じ“手術用手袋”に変更し、2社は最低価格公開入札で真正面から激突することに。

入札書類の準備は、一瞬のミスも許されない緊張の連続だった。フランス語版の技術仕様書を提出するため電器店で苦労してフランス語キーボードを調達したものの、プリンターのソフトがフランス語を認識せず文字化けする事態が発生。

締め切りが迫る中、「テプン商事を助けてほしい」というテプンの懇願に、ミョングァンが再び登場。アームカバーを装着し、均一な字間で、まるでコンピューターのような正確な筆跡で仕様書を書き上げた。手書き提出が当たり前だった時代を経験してきた彼の“年輪”が光る瞬間だった。

嵐のような1日を終え帰路についたテプンとミソンの関係にも、転機が訪れる。これまでミソンは、優しく気遣ってくれるテプンに対し「仕事上の心配だけにしよう」と、はっきり線を引いていた。しかしテプンは、自分の気持ちをごまかせないと気づく。

そして、「オ・ミソンさん、愛しています。片思い。僕、片思いは初めてなんです」と、真っすぐな心で告白した。

2025.11.16