「雰囲気メーカー」として南極を縦横無尽にするスホの活躍に注目が集まる。女優のイム・スヒャンは「南極に真剣な者」としての真価を発揮する。出国前から南極隊員だけのために“秘蔵のスキル”を研磨したのはもちろん、南極ドキュメンタリーや隊員たちのブログなど全てをとらえて感嘆を誘ったという。
南極で披露する一食にも関心が集まる。南極科学基地は1年に一度支給された食材で1年を耐える中で、4人組が合流した時点で既にほとんどの食材が底をついた極限の状況だった。隊員のために何でも全てやってあげたいという意欲を見せたペク・ジョンウォンは、空っぽの食品倉庫を見て「希望がガラガラと崩れた」と当惑感を見せたという。果たして不足な冷凍の食材でどんな“一食”をおもてなしするのかが注目されている。
「南極のシェフ」は南極で生活する世界の極地人たちの話で笑いと感動を与える。4人組は韓国のセジョン(世宗)科学基地を皮切りにアルゼンチン、中国、ウルグアイ基地にも訪れ、世界各国の南極隊員と交流する。
理念も、言語も、文化も違うが南極ではだれもがひとつ。地球上で誰のものでもない唯一の地で花開いた地球村ライフが繰り広げられる。足りないものがあればお互いに助け合い分かち合うのが極のルール! 4人組は南極の隣人たちとの出会いを通じて南極で発見したあたたかい隣人の情を伝える。
放送を前にした10日に公開されたメインポスターには、ボートの上で崩れた氷壁を見つめる4人の姿が盛り込まれた。人の手の届かない氷の大陸の雄大さと同時に、気象危機で亀裂を見せる南極の現実がひとつのフレーム内に捉えられる。気候の変化の最前線で研究を続ける南極隊員たち、そして彼らにあたたかい一食を伝えるために奔走する彼らの路程がどんな物語を作り出すのかに関心が集められている。
「南極のシェフ」は17日午後10時50分の初の放送を皮切りに毎週放送される。U+モバイルでは17日0時から14のエピソードで公開される







