「BTS（防弾少年団）」VがJINのアンコールコンサートで感激の涙と共に完成度の高いステージを披露し、ファンの熱い反応を引き出した。
6月に始まったJINのソロワールドツアーは、ファンの要請に応じて10月31日と11月1日にインチョン（仁川）ムナク（文鶴）競技場でのアンコール公演につながった。
Vは1日の公演に出演し、ソロ曲「Love Me Again」を熱唱した。パフォーマンスなしでただボーカルだけでステージをいっぱいにした彼は、力強い歌声と繊細な感情表現でいっそう深くなった音楽の世界を見せた。最後のパートを歌う時、涙ぐむ姿がとらえられてファンを感動させた。

Vは歌唱後、「本当に、あまりにも久しぶりにJIN兄さんのコンサートでこんなにも感激的に…私も歌を歌う機会が与えられたが、とても緊張する。会いたかった」とファンに真心からあいさつした。VはJINの手に導かれて再びステージに登場した。JINは「テヒョンが舞台裏で泣いていて、連れてこないわけにはいかなかった」と話してあたたかい雰囲気を作った。
JINはVのために椅子まで準備してステージ上に席を作り、Vは「じゃあ、見てから入ります」と慕わしそうにステージを見守った。涙で充血した目でファンを見つめるVの姿は、長い時間一緒にいることができなかった寂しさをそのまま伝えた。
コンサート後半にVは、私服姿でステージに再び登場してファンを驚かせた。彼は「家に帰ろうと全部着替えたが、メドレーをしろと言われて…」と当惑したうように笑い、続く「IDOL」、「So What」、「My Universe」のステージはファンの熱狂的な歓声の中で終了した。