ジュノ(2PM)&キム・ミンハの成長が期待される理由…IMFの酷寒でも強い若者たちがドラマを盛り立てる=テプン商事

そんなテプンのそばには、ミソンがいる。賢いエース経理だった彼女は、1日11時間の勤務が終わると塾へ駆けつけて修能を準備した。大学に進学し、補助ではない、自分の仕事をする会社員になること、“ミサイルからラーメンまで、良い品物と良い取引先を捜し出すカッコいい商社マン”になることが彼女の夢だった。しかし、IMF危機は彼女の夢を贅沢にした。それで、「この時代に何が勉強よ」と修能を諦めて教材を手放してしまった。

テプン商事でそんな彼女を「オ・ミソン社員」と呼んでくれるのはテプンだけだった。他の職員は、「ミス・オ」と呼んでコーヒー作りや掃除をさせた。しかし、ミソンは誰より論理的で賢かった。サプタリ物流の契約書条項をすらすら覚え、為替レートをがたがたと暗記して、契約書の精密な部分も一度に看破する彼女は、テバン繊維事態時には返品条項を捜し出して、契約書の隙を突き通す洞察で会社を守った。


そんなミソンの資質と能力を知ったテプンは、「テプン商事の商社マンになってくれますか?」と提案した。自分の夢を的確に突いたそのプロポーズに、こみ上げたミソンも涙でうなずいた。職員もおらずお金もなく、売る商品もない会社だったが、彼女にとってテプン商事は単純な職場ではなく、夢を広げる舞台だった。すでに名刺も受け取った彼女は、“オ・ミソン主任”と呼ばれて本当に商社マンとして成長している。「私は自身があるのに、商社マンになる自分」という生気が上がったミソンの次の活躍がより期待を集める理由だ。

社長が担わなければならない責任を理解していくテプンと、1人目の職員として残ったミソンはそのように倒れてもまた立ち上がり、守らなければならない人のために最後まで堪える方法を学び、テプン商事を盛り立てている。2人のまたどのような“台風級の活躍”を繰り広げて成長していくのか、次の物語がさらに待たれる。

一方、「テプン商事」は毎週土、日の夜9時10分からtvNで放送中だ。

 

WOW!Korea提供

2025.10.20