「インタビュー」「テプン商事」作家、イ・ジュノ(2PM)のキャスティングに「人生最高のバースデープレゼント」

 

Q.イ・ジュノ、キム・ミンハ俳優のキャスティングのニュースを聞いてどうだったか、ふたりの俳優の演技をどのように見たのかが気になる。

まだ記憶に新しい。イ・ジュノ俳優がカン・テプン役をするようになったという連絡をもらった日が私の誕生日を2日過ぎた夜明けの1時だった。その夜、叫びたいほどに本当に良かった。私の人生最高のバースデープレゼントだった。キム・ミンハ俳優がオ・ミソンをするようになったという話を聞いた時は「いや、ハリウッド俳優がなぜ?」と思って驚いた。
カン・テプンは実は表現しにくいキャラクターだ。花が好きなアックジョン(狎鴎亭)の遊び人で、孝行息子に加えて優しくてイケメンでもあった。そこにある程度の可愛さとタフさを備えなければならず、私も書きながら「できるか?」と思ったりした。


ところが、イ・ジュノ俳優がその難しいことをやってのけた。初めて彼に会った日、冗談のように「国民の息子、国民の彼氏、国民の社長にならなければならない」と言ったが、それをすべてつかむ姿を見て本当にすごいと感じた。
キム・ミンハ俳優は撮影が始まり、監督がずっと「ミソンの演技がとても良い」と言われた。とても気になったが、編集本を見て監督に「ミソンのように全身で演技して、顔すべてで泣いてくれる俳優が私たちにいるということはとても貴重なこと」とおっしゃった記憶が思い出される。

Q. 「テプン商事」を通じてどんなメッセージを伝えたいか。

時には、ただ耐えるということ、それだけで本当に生きているという気がする時がある。IMFの時がそうだっただろう。倒れて転んだとしても、生き残ったなら、そして今このドラマを見ているなら、私たちはそんなあなたに感謝しなければならない。
あなたのそんな苦労した人生が、今の韓国を作ったからだ。そして今の青春たちも同じだ。30年の歳月が流れた今でも、中小企業には、東大門には、デパートには時間とお金を取り換えて1日を耐える若者たちがいる。彼らは私たちの明日であり希望だ。
「テプン商事」はIMFを背景とするドラマだ。だが、絶望や悲しみを語るドラマではない。むしろ希望と愛について語る。私たちの主人公が悲劇的な瞬間でも小さなロマンを見つけるように、視聴者の疲れた1日の終わりに「テプン商事」が小さな休息になってほしい。
1997年のIMF、職員もお金も売ることもない貿易会社の社長になってしまった新米商社マンのカン・テプンの苦軍奮闘の成長期を描くtvNの新しい土日ドラマ「テプン商事」は、今週土曜日の夜9時10分に韓国で放送を開始する。

2025.10.08