【オピニオンコメント】五十音順、敬称略
- あんこ(映画大好き芸人)
ツイてない奴らに抱腹絶倒した『タッカーとデイル』のリメイクが観られるなんて、ファンとしてはツイてます!
何もしてないのに恐ろしい事態に巻き込まれるのが1番コワいなと思うんですが、この映画はその極み。強面なだけで勘違いされて死人まで出ちゃうありえない不憫さ…だけどコワいを通り越して笑いが上回るのがいい!!
今作はオカルトありの追い不憫だし、登場人物たちの愛くるしさも増してるし…『ジェピルとサング』も好きになった!
- 宇賀那健一(映画監督)
『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』がリメイクされると聞いたときは正直、めちゃくちゃ不安でした。「あれで完璧なんだから触れない方が良いよ!!」と。ところがいざ観てみたら、シュールな笑いはそのままに、よりエンターテイメントに昇華されて、より万人に受ける作品になっているじゃないですか!!!ホラーで笑っちゃう人は勿論、「ホラーで笑うってどういうことよ」と思っている人にも絶対観てもらいたい!!
- 加藤よしき(ライター)
人間を見た目で判断すると、体が木っ端みじんになりますよ。
……『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』は、
そんな人は見た目が九割という世間の風潮に警鐘を鳴らす傑作コメディでした。
リメイクである本作では、オリジナルに忠実なドリフ的コメディをやりつつ、
オカルトホラー成分も注入。大変な事態になりますが、最後は温かい気持ちになれます。
不器用だけど実直な優しさに、思わず心ハレバレっ♪
- SYO(物書き)
『タッカーとデイル』をリメイクすると聞いた時はニヤついたものだが
なかなかどうして韓国映画のノリやパッション芝居、宗教観とも融合し
独立した一本の映画として素直に面白い。エンドロールまで愛せる快作。
- 末廣末蔵(ジャンル映画大好きツイッタラー)
勘違いと誤解と先入観が”悲劇”と”喜劇”を同時に生み出す奇跡...オリジナルの血塗れに”悪魔”と”愚か者”と”村の因習”をぶち込んで唐辛子で煮込んだら、オリジナルを超える痛快さと多幸感がグツグツ出来上って映画的芳醇な香りを放つ。コメディホラーでありホラーコメディであると同時にヒューマンドラマでもある感涙...まさか頬を涙が伝うとは...超想定外!嬉しい!
- 寺嶋夕賀(映画コラムニスト)
ちょっぴり刺激的でかなりへんてこな癒しが欲しいあなたへ。
絶妙な血の量とドタバタなすれ違いコメディが最高に絡み合い、軽快なテンポで終始畳み掛ける皮肉な展開に笑いが止まらない!不憫だけど可愛らしいハンサム(?)・ガイズになんだか心があたたかく爽やかな余韻が残る。
お馬鹿であり秀逸。
- 人間食べ食べカエル (人喰いツイッタラー)
元の味を残しつつ超飛び道具なアレンジも盛り込んだネクストレベルの「タッカー&デイル」!オリジナルが好きな人も、見たことない人も、怖いのが好きな人も苦手な人も誰もがきっと楽しめる超ハートフルホラー!!
- 野水伊織(映画感想屋声優)
あのホラー版すれ違いコント映画が、韓国でリメイク。
ゴア要素控えめ、おじさんたちのキュートさと笑いはマシマシになっているので、「血はちょっと……」という怖がりさんにもオススメしやすくなりました!
現代の利器スマホと古代の悪霊という要素を盛り込んだアレンジも◎!
いやいやそんなステレオタイプな悪魔ってさァッ!と笑いながらもハラハラして、イヌちゃんの可愛さに唸って、おじさんの可愛さにも唸る、良リメイクの決定版!
- レイナス(「ホラー通信」ライター)
タッカーとデイルも腰を抜かしそうなほど顔が怖いのに……
なんでこんなにピュアなんだよ!
なんでこんなに紳士なんだよ!
なんでこんなにキュートなんだよ!!
最高に可笑しくて、狂おしいほど愛おしい。
永遠にこの二人(+犬)を見ていたいくらいだ!
【STORY】
自称“タフガイ”のジェピル(イ・ソンミン)と“セクシーガイ”のサング(イ・ヒジュン)は、森の奥深くにある新居に引っ越してきた。二人はよく自分たちの”ハンサムさ”について褒め合っているが、実際のところ、その強面ぶりから彼らを見た人々は、不審な人物だと疑ってしまう。そんなこと知るよしもない二人は、やっと手に入れた夢のマイホームで新たな暮らしを始められることに、ただただ幸せを感じていた。
ところがその幸せも束の間、近くの湖で溺れかけた大学生のミナ(コン・スンヨン)を助けようとしたところ、殺人鬼に間違えられてしまう?! 殺人鬼だと勘違いしているミナの友人たちが次々と襲いかかってくる中、地下室に封じられていた古代の悪霊が目を覚まし…家は次第に不気味なエネルギーに包まれていく――「なんでうちに来て、みんな死ぬんだよ!」
【INTRODUCTION】
人が●ぬのに笑える?! あの常識破りの怪作が、韓国でリメイク‼
2010年製作のカナダ映画『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』は、スプラッター×コメディという異色の要素を見事に融合させ、世界中を笑いの渦に巻き込んだホラーコメディの代表格。日本でも2012年に公開され、ホラーファンを中心に熱狂的な支持を集めた。それから14年の時を経て、まさかの韓国リメイク!原案の物語をベースとしつつも、オカルト要素や韓国映画らしい皮肉描写などが肉付けされ、よりコミカルに。本国公開時には、観客の高評価と口コミの後押しもあり、大きな話題を呼んだ。
監督は、数々の映画で助監督として演出力を磨いてきたナム・ドンヒョプ。その長年の蓄積が今作で存分に発揮され、鮮烈な長編デビューを果たす。
W主演を務めたのは、これまで舞台や映画で共演経験もあるイ・ソンミンとイ・ヒジュン。『ソウルの春』『工作 黒金星と呼ばれた男』など真面目な役柄で知られるイ・ソンミンは、今作で強面ジェピルとして大変身を遂げる。映画『KCIA 南山の部長たち』やNetflixドラマ「殺人者のパラドックス」で知られるイ・ヒジュンが演じたのは、筋骨隆々の見た目に反して、心優しく臆病なサング。韓国を代表する名優ふたりが、息の合った掛け合いで観客を爆笑へと誘う!
ヒロインには、映画『おひとりさま族』やNetflixドラマ「悪縁(アギョン)」で知られるコン・スンヨン。地元警察コンビにはドラマや映画に引っ張りだこのパク・ジファンとイ・ギュヒョンが登場。
実力派俳優たちによって磨き上げられた爆笑必至のホラーコメディが、遂に日本上陸‼
【CAST&STAFF】
出演:イ・ソンミン イ・ヒジュン コン・スンヨン パク・ジファン イ・ギュヒョン
エグゼクティブプロデューサー:キム・ウテク トーマス・オーグスバーガー ディーパック・ナヤール イーライ・クレイグ モーガン・ユルゲンソン
脚本・監督:ナム・ドンヒョプ
2024年/韓国/カラー/シネスコ/5.1ch/101分/韓国語/原題:핸섬가이즈/英題:Handsome Guys/PG12/日本語字幕:三重野聖愛/配給:ライツキューブ
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