チャン・グンソク、ユナ(少女時代)主演のドラマ「ラブレイン」で、チャン・グンソクが演じるイナ(ジュン)の親友であり恋のライバル “3秒で女を落とす”プレイボーイ、イ・ドンウクと純情男イ・ソノの一人二役を演じ、実力派若手俳優として日本でも高い関心と注目を集める俳優キム・シフが12月28日(土)東京・HULICホール(浅草橋)にて開催された「『ラブレイン<劇場Ver.>運命の恋』トークショー付きスペシャル上映会」にゲストで登場、作品の魅力や撮影秘話、共演者について語り、「ラブレイン」の世界を彩った。
大きなスクリーンでチャン・グンソク、ユナ(少女時代)そしてキム・シフの演技と美しい映像をたっぷりと堪能し、感動の余韻が残る会場にキム・シフが登場!
大きな拍手と歓声に迎えられたキム・シフは「こんにちは。キム・シフです」と日本語であいさつ。
「今日はお忙しい中、お越し頂きまして、本当にありがとうございます。今日はこれから、撮影当時のエピソードなども含めて、お話させて頂きたいと思いますので、よろしくお願いします」と魅力的な笑顔を見せると一段と大きな声援と拍手が場内に鳴り響いた。
韓国の年齢で26歳だというキム・シフだがまるで10代のような若々しさと爽やかな魅力を放ち、温かい雰囲気でトークがスタート。
ドラマの撮影中苦労した点を聞いてみると「ドラマの時は髪が短かったので、当時の時代背景があり、カツラを着用させて頂きました。撮影の為に夏からカツラを着用していたので、汗でムレて撮影が本当に大変でした」と明かし、当時を振り返った。
今回の来日について「半年ぶりの来日になります。9月に行われたラブレインの劇場上映会の際には仕事の関係で日本に来ることができなかったので、Skype(スカイプ)で参加させて頂きました。今回、こちらに来て、直接「ラブレイン」のお話をさせて頂くことができて、光栄です」と 話し、「初めての、Skype(スカイプ)中継ということもあり、(時間的ズレが生じ」お互いの話すことが通じなくて、全く違う内容になってしまったのですが、逆におもしろかったです(笑)」とニッコリ。
ドラマ「ラブレイン」が劇場版になったことについて「ドラマの映画化にあたり、1時時間40分にこのドラマが収められると聞いた時は、“いったい、どんな風になるのだろう”と期待して、実際映画を見てみると“こんな風に仕上がったんだ”と感心しました」と満足げな様子を見せた。
ユン・ソクホ監督の話に話題が及ぶと「『秋の童話』『冬のソナタ』を僕も実際見て、すごく好きなドラマでしたので、ぜひ一度、ユン・ソクホ監督とお仕事させて頂きたいと思っていました。実際、キャスティングの話を頂いた時は本当に光栄に思いました。ユン・ソクホ監督にはすごく良くして頂きました」と語る姿には監督への信頼と尊敬の念が伺えた。
同ドラマが日本の北海道で撮影されたことに対し、「日本での撮影には自分が登場する場面がなかったので、当然、北海道の撮影にはいかなかったんです。画面で拝見させて頂きまして、“すっごく綺麗だなぁ。僕がなぜ、いなかったんだろう?”と思いながら見ていました(笑)」と残念なようすを見せたキム・シフ。
続いて、恋の相手ユニ(ハナ)役のユナについて「ユナさんはご自身がキャラクターのユニとてもよく似ている部分がありました。撮影現場にいつも温かい笑顔をもたらしてくれたり、まるで“ビタミン”のような存在でした」と称賛。
ライバル役のチャン・グンソクについては「やはり、チャン・グンソクさんを含めて(共演者が)同世代だったことで撮影現場がとても楽しくて、仕事というより、皆でワイワイしてる間隔で撮影していました。チャン・グンソクさんは撮影現場ではとにかく、“ムードメーカー”でした。撮影の時に直接手伝ってくれたりと今回の撮影を通じて“とても優しい方”ということを改めて、実感しました」と好印象だったことを告げた。
さらに「ソ・イングクさんも非常に演じたキャラクターに近いイメージの方で、性格もすごくいい方で、いっしょにいるだけですごく楽しかったです。とにかく、皆さん、明るい方たちなので、いっしょの現場だと、とにかく楽しくなりました。でも僕はとても静かなタイプなので、キャラクターとして自分のテンションを高めていくことに辛いと思った時期がありましたね(笑)。それだけ、僕は静かなんです(笑)」と同世代で和気あいあいと撮影が進んで行った様子を語った。
「ラブレイン<劇場Ver.>運命の恋」は70年代を舞台にした作品、その時代を演じるにあたり大変だったことは?と聞かれたキム・シフは「やはり、この時代に生きていなかった自分にとって、どう演技していくか、わからない部分もありました。ユン・ソクホ監督に実際に指導、誘導してもらった部分が非常に多かったです。『当時はこういう音楽が流行っていたよ。若い人の間ではこういった話し方が流行っていた』とか『こういったものが流行していたよ』と、実際に用意して下さった中で、演技しましたので、“当時はこんな感じでこんな風にしていたんだ”と実感しながら、演技できました。ユン・ソクホ監督には感謝しています」と感慨深く語った。
最後に「ラブレイン」の魅力について触れたキム・シフは「『ラブレイン』の魅力は“運命的な愛”ではないでしょうか。そして、時代を超えた“アナログ的な愛とデジタル的な愛が共有されているドラマ”という点でも、このドラマにしかない魅力だと思います。年末で、クリスマスは過ぎてしまいましたが、こういった愛のある温かいストーリーという作品はこの時期だからこそ観て、改めてその魅力にハマって頂けると思うので、ぜひ多くの方にこのドラマの魅力を感じて頂きたいと思います」と熱くアピールした。
同イベントではラブレイン完全版DVDBOX1、ラブレインメイキングフィルム前篇、ラブレイン完全版プレスキット、キム・シフの記事が掲載されている本などキム・シフのサイン入りの豪華なプレゼントが用意された抽選会も行われ、会場を沸かした。
最後に「今日は短い時間でしたが僕自身本当に、楽しかったです」と感想を述べ、「常に一生懸命頑張っていけるように、これからも良い作品に向けて努力していきたいと思いますので応援よろしくお願いします」と真摯な姿勢で決意を示し、イベントを締めくくった。
2003年ドラマ「四捨五入」でデビュー、イ・ヨンエ主演映画「親切なクムジャさん」、「サニー永遠の仲間たち」最新主演映画「少女」など数々の映画やドラマに出演、26歳で俳優として10年のキャリアを持つキム・シフ。
昨年は公式ファンクラブを設立、初ファンミーティングを開催、今年「テレビでハングル講座」(NHK Eテイ)のスキットにも登場、2014年3月“韓流の聖地”新大久保で初開催される「新大久保ドラマ&映画祭2014」の広報大使に就任するなど、日本でも活動の場を広げるキム・シフの更なる活躍に期待が高まる。
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*キム・シフジャパンオフシャルサイト http://kimsihoo.com
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